おはようございます、今日はてぶくろの日です。
そろそろ出番が増えてきそうな時期ですね。
自営業者の生活費についてお話をしています。
事業との関連性が認められないものは、生活費に該当することに触れました。
ここで、税理士をやっているとよく受ける質問について。
「こういう支払いは経費になるの?」という質問を、これまで何回くらい受けたことか・・・
この質問に対する回答としては「商売と関係があるなら」に尽きます。
例えば、次のような事例は経費性が認められるでしょう。
・飲食店をやっている人が他店研究のため購入した料理
商品開発の参考にしているのであれば、大丈夫そうです。
・フランチャイズ出店を検討するために、実際に店舗で食事をした
今後の事業展開を決めるために必要な調査として、事業性がありそうです。
・記者が取材先の会社が制作した映画を鑑賞する
作品をみていなければ、取材のしようがありません。
***
もちろん、これらの仕事だからといって、無制限に外食や映画鑑賞が経費となるわけではありません。
程度と頻度、そして金額があまりにも過ぎれば、否認されることもありえます。
これを逆の方向からみれば、事業と関係がないものは、生活費と考えられます。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
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節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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