介護は「禊」か？

こんにちは！株式会社アースソリューションの寺崎でございます。

少し前の報道ですが、先日不倫で活動自粛をされた某芸人について、復帰のために介護の資格取得を目指して勉強中とのニュースがありました。

だいぶ前も、昔の超人気アイドルが覚せい剤で逮捕されたときも、同じような話があったような・・・

その方は、介護系の大学に通うと言っていましたが、結局介護の道なんか目指さずにちゃっかり復帰しています。

介護の勉強をすること自体は、大変良いことだと思いますし、ぜひされたらよいと思います。

社会奉仕活動も、反省の意味で行う分には、どんどんやればよい。

でも・・・介護は「禊」なのでしょうか？

介護業界に身を置く者としては、何だか軽く見られているようでがっかりしてしまいます。

多くの方も疑問に思われているように、「禊」のために介護の勉強をされるのでしたら、それは意味が全然違います。

その某芸能人は、現在介護職やケアマネジャーの資格取得を目指して勉強中であると報道されています。

その真意はどうでもよいのですが、本当にケアマネジャーの勉強をされるなら、芸能活動などしばらくできなくなると思いますがね。実務経験5年以上必要なのですから。

少なくとも介護福祉士になり、さらに実務経験を積み、決して簡単ではない試験の対策をしないと、そもそも無理な話です。

この報道が事実であるなら、本当に介護を冒涜しているひどい話です。

私は少なくとも、介護業界にいることに誇りをもっています。

私だけではない。介護に携わる方はみなさん同じはずです。

まあ私は、申し訳ないけど週刊誌の報道は話半分以下で見ているので、真意などどうでもよいのですが、それでもこのような報道をされること自体、よい気分にはなりません。

イメージ回復を図る道具として、介護を使わないでいただきたい。

やるなら、本気でやってほしい。そうでなければ、口にしないでいただきたい。