「同意書があれば勝者?」同意書があってもなくても、助けます!全力で! - 美容医療全般 - 専門家プロファイル

しのぶ皮膚科 院長 院長
東京都
院長 皮膚科医
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「同意書があれば勝者?」同意書があってもなくても、助けます!全力で!

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★ヒアルロン酸注射・美肌治療によるアンチエイジングで人生を変えることを、一心に追及している、しのぶ皮膚科院長・皮膚科医のしのぶ先生です★

 

施術数が多くなると、毎日多くの患者さまからのご質問などを頂き対応が遅れています。申し訳ございません。

 

心配事などがある場合はいつでもいらしてください。ただ、その日のうちに対応ができないこともありますことを、なにとぞご了承ください。

 

さて、当院皮膚科には皮膚のデキモノでいらっしゃる患者さまも多くいらっしゃります。ヒアルロン酸注入のほかに1日に2件くらいは外来手術を積極的に行っています。

 

わたしはもともと手術が大好きで、研修医1年目から手術班に志願して入れて頂いていました。

本当は外科・・小児外科か移植外科に行きたかったのですが、同時に家庭も持ちたかったので、家庭を持ちながら外科ができる皮膚科を選んだということです。

 

まさかヒアルロン酸注入を専門にすることになるとはその時は1ミリも思っていませんでした。

 

皮膚にできものがあるときに、総合病院とか大学病院で手術をなさりたいと思いますか、もしくは当院のような開業医?

 

大きな病院と開業医で大きく違います。

 

大きな病院では開業医よりも術前検査を多く行うと思います。


開業医は院長の方針次第ですので、しのぶ皮膚科であったら私が責任をもって方針を決めるということになります。

 

私の方針は

 

【患者さんの生活に寄添った、現実的な手術】

 

です。

 

◆術前検査は最低限しかしない

◆希望があればなるべく当日に行う

◆術後も最低限の通院回数ですむようにする

 

ということです。

 

患者さまの中には検査が大好きな方もいらっしゃるので、大きな病院のように検査をしっかりとしたいということがあればもちろん致します。

 

検査を多く行うことは、クリニックにとって

 

→収益があがる

 

というメリットしかありません。

 

しかし、なぜ私がしないかというと、

 

◆明らかにほぼ良性であるデキモノの手術に検査をする必要性が低い

◆検査結果を待ってからだと通院数が増える

◆金額が高くなる

 

ということです。

 

もし、上記3点に問題がない方であればもちろん致しましょう。

 

しかし、たいていの場合は、気になっているデキモノを行った当日に取ることができ、次回抜糸で終わるということをとても望まれ、喜ばれます。

 

あくまでも、患者さん主体の手術を考えているということです

 

今日、どうしてこういうことを書いたかと申しますと、ある患者さまの皮膚のデキモノを先日取りました。

 

その後、その患者様のご家族のお医者さまからお手紙を頂いたのですが、あらゆる同意書副作用のリスクなどを説明したのか、神経の走行を知っているのか、縫い方などについてどう考えているかなどということを答えてください、との細かい質問が書かれていました。

 

私は大変ショックを受けました。

 

ご家族のお医者様は、それはそれは立派な先生でいらっしゃいますが、私は専門ですから、経験数は多いですし、圧倒的に慣れているわけです。

 

勿論大事なお嬢様の手術であって、ホームページで見る私は小娘で心配になったのも無理がありません。

 

その後、お電話をいたしまして、詳しくご説明しご理解いただけました。

 

さて、

 

こういったことが起きないように、私はあらゆる同意書を取り、あらゆる副作用のリスクを患者さんに説明し、まれな副作用のリスクを患者さんが心配しても自分を守るためにすべきでしょうか?

 

私はそうは思いません。

 

私はほとんど起こらないレアなリスクについてわざわざ話しません。

 

患者さんに「任せて!絶対治るから」

といったら、積極的に手術をして治癒するでしょう

 

しかし「もしかしたらかなり稀にこういう悪いことがあります」といったら手術を迷い、ずっと不安を抱えるでしょう。


そんな必要がありますか?

 

その確率が10年に1人だとしても?!

 

どんなデキモノでも適切な診断が必要です。というのも実は、イボと診断されていた男の子のデキモノを見て、これはおかしいと大学をご紹介し、悪性黒色腫であったことが先日ありました。皮膚科医であれば、イボと悪性腫瘍の違いはわかります。これは大変レアなケースです。

 

医者と患者さんの信頼関係が減ってきている時代です。

 

「同意書があれば勝者?副作用のリスクを全部説明すればあってもいいの?!」

 

そんなことありますか?!

 

同意書があってもなくても助けます。最後まで。

 

この一貫した気持ちは絶対に変わらない

正しい気持ちと行いは、最後は理解して頂けるから

 

明日は通常通りの診察です。



産まれて初めてショートカットにしました!

明日も精一杯頑張ります!




 

 

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また、診察スケジュールはしのぶ皮膚科のトップページに掲載しておりますので宜しくお願い申し上げます。

 

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カテゴリ このコラムの執筆専門家

(東京都 / 院長 皮膚科医)
しのぶ皮膚科 院長 院長

皮膚科医だからこそ提供できる質の高い美容医療を

皮膚科・皮膚外科歴15年。 ヒアルロン酸、ボトックス治療に造詣が深い。 オールアバウト美と健康のガイドでもあり、執筆、テレビ、ラジオ、などのメディア活動も精力的にこなしている。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会認定医。

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