- 三上 英昭
- システム・デザイン研究所 プロジェクト管理スペシャリスト(生命保険分野)
- ITコンサルタント
対象:ITコンサルティング
再現させなければいけません。
ところが、それは思うように行かないのが常です。
理由は簡単で、システム開発を依頼されている側が「常識」と思っていること
が、開発業者にとっては「常識」ではなく、むしろ特殊な事柄であることが多い
ので、情報が欠落してシステム化が不十分となるケースが多いものです。
システムとは愚直なもので、ほんの少しでも情報が欠落してもその状態のまま
にしか動くことは出来ません。人間のようにその場に応じた対処が出来る訳で
はありません。
システム障害で、飛行機が飛ばなくなったり、電車が運行出来なくなったり、銀行
からお金が出せなくなったりと言った場合には、まったなしで人が対応しなければ
ならないので、大きなシステムを導入している企業ほど、システムに対する危機
管理が大切と言うことですね。
自分の会社が導入しているシステムがある日突然止まってしまった場合、どう
対処するかきちんと把握していますか?
対処方法を把握していない、そもそもそんな事を考えたこともないと言う方は、
一度システム障害時の対処方法について、システム保守部門に問い合わせを
した方が良いですよ。
備えあれば憂いなしですからね。