海外留学することの刺激が精神的症状の回復に役立つと思い留学しました。

日本の親のみなさん「よちよち歩きの幼児を高速道路に置き去りにする」ことは出来ますか？

「日本で困ったから留学」が正にこれに当てはまります。

このようなとんでもない行動が、なぜか留学エージェントにより奨励され、親も洗脳されてしまっていたのがパンデミック前の日本留学事情です。

コロナ禍で完全に形を変えようとしている留学の中、まだまだ真実から乗り残されているケースが多いですね。

【質問】

日本の高校卒業し、今カナダの語学学校でPathwayというコースにいます。

コースを変更しIELTSコースにしようと思っています。

なぜならえヨーローッパへの大学留学にも興味が出てきたからです。

高校時代に起立性障害を患い、その後集中力、暗記力欠如などの辛い経験をしています。　海外留学することの刺激が症状に回復に役に立つのではと留学しました。

ヨーロッパの大学入学条件を教えて下さい。

【回答】

精神状況の不安定改善を求めての留学は「よちよち歩きの幼児を高速道路に置き去りにする」ようなものです。

おそらく最初に留学相談したエージェントにうまく騙され、カナダに行かれたのだと思います。

語学学校や”Pathway”コースなどと、日本人が騙されやすい宣伝をし、英語力の低いアジア人の授業料目当てのビジネスにまんまとやられましたね。

カナダ在住、30年以上に渡り日本からカナダ正式留学を目指す日本の若者支援を行っています。

将来のために、現在抱える問題を乗り越え、しかも外国で学位や資格を取るつもりなら、まずは母国日本で十分な学習能力の準備をすることが絶対必要な条件です。　この条件はどこの国に行っても同じ。

英語圏、欧米の教育機関ではWriting/Readingの相当高いレベルを要求されます。

それもただ日本の受験のように、とにかく覚えて試験を受けるのではなく、長年かけてクリティカルシンキング思考法を訓練し、それに基づいたWriting/Reading練習が必須です。

高校の成績ももちろんですが、それよりも日本を離れる時点でどれだけのクリティカルシンキング及び英語運用能力があるかが判断材料となります。

そのような留学の知識もなく、まるで海外旅行の相談のようにエージェントに頼る日本人が多すぎましたね。　（パンデミックでそれも大きく変わることは大歓迎です。）

他の国への移動は、単に『物見遊山』が目的であれば何もアドバイスはありません。　大人として独立して生活し、資金も自分で面倒見れるのであれば挑戦してみるといいのでは。

ただ、その先に大学の学位を見ているのでしたら、無謀、無毛な挑戦です。

人生の一番大切な時期を捨ててしまうようなものだと思います。

日本に戻り、英語運用能力を鍛え直してから、正しい方法で大学留学を計画して下さい。　カナダ大学正式入学に関してはコラムがありますので参考までに。

「New Normal世界でのカナダ大学正式入学方法」

勉強方法についての相談があればご連絡下さい。

Good Luck!

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Canada Club（New Normal 大学・高校留学 Phoenix Project）

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