アマゾンキャンペーンの没ネタですが、何か問題でも? - ホームページ・Web制作全般 - 専門家プロファイル

ウジ トモコ
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閲覧数順 2024年04月19日更新

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アマゾンキャンペーンの没ネタですが、何か問題でも?

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視覚マーケティング 広告戦略のこれから
こんにちは ウジトモコです。

前週末の金曜日、慌ただしい月末の合間を縫って「築地朝食会」というのにお呼ばれして来ました。

花王美崎さんいろいろやっているプロジェクトのなかのひとつのようなのですが、朝食会というのはやはり爽やかでいいですね。小雪のちらつく寒い朝でしたが、築地という場所柄でしょうか。市場の朝の独特の雰囲気。賑わいと熱気に包まれ、心惹かれるものがいろいろと目につきます。(あ〜、帰りにいろいろ買い物したかった。。。)


ちょっとしたアンケートでも、時代の変化をひしひしと感じる



実は最近、こちらのブログでもご紹介した書評ブロガーの鹿田さんの記事に「アマゾンキャンペーンはネズミ講に見える」「アマゾンキャンペーンの特典でうれしかったものがない」などの記事があり、けっこうどんよりしてしまいました。まぁ、いつまでもどんよりしていても仕方ない、と思っていたところ前作のアマゾンキャンペーンで「没ネタ」となったブックカバーを思い出しました。
(最終的にはネームカード=名刺テンプレートで実施)

こちらの朝食会では、女性男性の割合、職業、年齢なんかがかなりいい感じでばらけていて、リサーチという程ではありませんが「お土産」と称して、好きな柄をひとつづつ選んででもらいました。

結果は歴然、非常に面白くて「白地にブラック」の尖ったイメージのものは0票、オレンジの柄が人気で途中でなくなってしまったのですが、約半数以上の人に良いといわれました。まぁ、時節柄、スプリングキャンペーンの時期でもありますが、非制作職、非メディア関連の職場の方でも結構派手な柄を選んでいただいたのは驚きでした。

いかにも感覚的で、データにはならない「感想」をとりいそぎ率直に申し上げますと、5年前だったら、濃紺、バブル名残り期だったら、モノクロの柄が間違いなく票を集めたでしょうね。




デザイン業界は超不景気



今回のイベントは、著者が寿司屋の席を廻る・・・という「回転著者」だったんですが、たまたま、最後の席が同業者の方で、業界動向などのつっこんだ話にどうしてもなってしまい、またまた、凹みました。親しい知人の会社でも3月末に20人クリエイエィブ解雇とか、いろいろな良く無い話をあちこちで耳にします。ウチは(私の要領の悪さもあると思いますが)毎日忙しくて、本当に幸せです。ただ、忙しいから儲かっているかというとそれもかなり危険で、業界トークでは「締めが近づくと直しを新たに増やして支払を日延ばしにする悪質な発注先、もともとそう言う慣習がまかり通っている等、、、辛辣なテーマについても「あるあるトーク」で盛り上がってしまいました。

やはり、自分が自分がという時代は終わりを告げていて、同業種でも異業種でも互いの利益の確保をきちんと理解したり、双方に幸せがもたらされる働き方を考えていかないと、結局は自分に帰って来るのだと思います。もしも、誰かをぺしゃんこに潰してしまうような事があれば、巡りめぐって、自らもぺしゃんこに潰れてしまうかもしれません。これは人ごとではないのです。


敗者復活デザインで幸せになってもらい、新たなキャンペーンのアイデアを頂く



ブックカバーといっても、ただのカラーコピーなんですが、文字の部分を今回の勉強会の「shushi breakfast meeting」と差し替えたり、主催者のMISAKIさんのお名前をいれていったりしたので皆さんにとても喜んでもらえました。今日の参加者の皆さんの本棚の「目立つポジション」にきっと自著が移動されたのではないかと思うと、内心「にやり、、」でもあります。

「アマゾンキャンペーンは自分でデータをダウンローそして、プリントって言うのがきついけど、ブックカバーを変えるとがらりと気分が変わって良い、もし店頭にあったら手に取る」等、逆にいろいろなアイデアを頂きました。双方ハッピーであれば、何よりだと思います。貴重な時間を、使っている訳ですからね!

で、好評だったのをいいことに、ホームページもさくっと直しました。前のページのフッターのコピーライトをみたら、なんと2004と書いてありました。5年もいじっていなかった・・・・猛烈に反省。近々ちゃんとリニューアルしようと思います。とりあえず絵を差し替えて、コンテンツを移しただけなので実はリニューアルといえるところまで行っておらず、今回こそは「ハイスペック秀逸品」を最終的には目指したいと思います。

前回のコンセプトの「エネルギーと情熱に感謝」も非常に自身としては気に入っていて、勇気づけられるテーマでした。今回のテーマも野望に満ちあふれていて、エネルギーを与えているに違いありません。まぁ、もとをたどれば、アマゾンキャンペーンの没ネタですが、何も問題ありません。時代が変われば、たとえ価値観の根底が同じでも、表現なんて、みごとに変わってしまうのですから。




▼参加者の方のブログ記事「ざっくらばん!〜人生のすべてをエンタテインメントに♪」
→昨日の朝は築地でウジトモコさん。

▼『買わせる』のではなく『買いにきてもらう』ためのプル型戦略的なマーケティングとは?
→視覚マーケティングのススメ
(アスカビジネス) (単行本(ソフトカバー))ウジ トモコ (著)

▼視覚マーケティングを研究するMIXIコミュニティにもレポートが上がっています
→視覚マーケティング研究会

▼「没ネタの再利用ですが何か問題でも?」
→5年ぶり、ホームページをリニューアル(途中完成品)