本日は、、昨年、病気で天国に旅立った長男の一周忌法要がありました。シングルマザーである私の４人の子供の一番上の長男（享年３２歳）は生まれながらの自閉症で最重度の知的障害でした。歩いたり走ったり、手を使ったり１人でご飯も普通に食べられますし、五体満足ではありますが、脳への伝達力がうまくいかず自分一人で出来ないことが多かったです。言葉が全く話せず、便ももらすのでいつもパンツタイプのおしめを履かせて、トイレでは私達に必ず取り替えてもらっていましたし、着替えも、歯磨きも、お風呂も、赤信号もわからず、道を歩くのも、何をするのも私や妹弟の協力が必要でした。何かしら介助が必要なのでいつも一緒で誰もが一番気にかけていますがそれが私たちにとって当たり前の生活だったのです。大変ですね、と言われることもありましたが、これが我が家ですし普通なことでした。長男は話せなくても私の思ってることがなんだかまるで心を読んでるように伝わることも多々ありました。そろそろご飯にしようかなと私が思っただけで笑顔になって喜びながら早く早く！というそぶりをしたり。私と一心同体のような存在でした。風邪もインフルエンザにもほぼかからないような元気な子でしたが、昨年、病気が見つかり、まさか私より先に卒業して行ってしまうなんて、、この気持ちを簡単に言葉にすることはできませんでした。長男は、心が綺麗でとても優しい子でした。言葉は話せないけどわかります。この子に教えられたことや学ばせてもらったことは本当に数え切れません。３〜４歳の時に自閉症で知的障害だということが発覚した当時、２０代の若い私は不安でよく泣いてしまうこともありましたが、誰も助けてはくれないんだと気づき自分がもっと強くならなくては、と思うようになり、長男がいてくれたおかげで強い母親に成長させてもらいました。ものすごくね。試練だと思うようなことでも考え方一つで全く違うことに変えられる力や、人目を気にしないで自分の家族を守る優しさと強さや、周りの人への気配り、大変だと思うことでも乗り越えられる強さと粘り力、私たち家族にたくさん学ばせてくれて今の私たちがあるのは長男のおかげ。千の光コスメも、長男が引き寄せてくれたおかげで素晴らしいものができました。本当に凄い子だなぁって思っていつも長男に伝えています。ありがとう。愛してるよ。ママの子供で生まれてきてくれて本当にありがとうね。会いたいよ。また会おうね。それまでママも頑張るから。と。長男もきっと幸せだったと思います。喧嘩もしましたが、優しくて楽しい妹弟たちがいてくれて。妹弟たちは、私が仕事で遅くなる時などに兄の送迎バスのお迎えやトイレの取り替えやお風呂に入れてくれたり、電車にみんなで乗ってママの仕事場に来たり、周りの目を気にせず堂々と兄と接してみんなで長男を手助けできる優しい子達に育ちました。長男もいつも妹弟がみんなでワイワイ賑やかにしてる中で、自分は話せないけどその雰囲気を楽しむようにニコニコと笑顔で幸せそうでした。今でも目に浮かびます。日本全国あちこちドライブ旅行もいっぱいして色んな所に行きました。たくさんの思い出が今でも映画のように蘇ります。思い出す度にいつでも長男に会える気がします。そう、いつも一緒にいる、って今はそんな気がしています。寂しさや悲しみが消えることはありませんが、今でも共に生きている気持ちでおります。皆さんには、ブログでお伝えしておりませんでしたので驚かれた方も多いと思います。長男の病気療養でそばについていてあげるために、仕事を少なくしてしばらく新規レッスンを休もう、やめようかと思ったこともありご心配をおかけしたこともありました。文字にして長男の悲しい知らせを書くことが現実を見つめることになり、どうしても書続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
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