おはようございます、今日はオカルト記念日です。
オカルトに分類されていたものの中にも、時代経過で評価が変わったりしたものもあります。
複式簿記についてお話をしてきました。
会計ソフトの普及により、その使い勝手が大きく伸びたこと。
きちんと会計処理を行い、決算書等を作成することで色々な可能性が開けること。
税金の控除など、直接的なメリットがあることにも触れました。
また複式簿記の限界として、資金繰りに関する情報の読み取りが難しいことにも触れています。
それを補足するためにキャッシュフロー計算書という第三の資料が出てきました。
更に、数字に現れない定性的な情報をどのように提示するのか、も大切です。
多少の脇道もありましたが、これからの時代、事業を起こすことの意味は大きく変わってきます。
より手軽に、身近に起業という選択肢が入ってくることでしょう。
そのときに、複式簿記が使えるか否かは、後の展開に大きな影響を及ぼします。
兎にも角にも、経理処理は複式簿記の採用を検討してみてください。
もし自分でできそうにないなら、それこそ税理士にでも相談をしてください。
たぶん、税理士に支払う顧問料に見合った効果は、十分に得られるかと思います。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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