「府中の住宅」は街と庭の間に建ちます。
これは、分りにくい表現かも知れませんね。
われわれの提案は、庭を個人の庭としてだけではなく、街にも解放することを試みました。
具体的には、敷地角地に駐車スペースと連続した玄関アプローチをとりました。
そして、そのアプローチは建物の玄関土間を抜け、そのまま敷地奥の庭へとつながるように計画しています。
住宅は、もちろん個人の資産です。
しかし、その住宅は街の表情として街づくりにもおのずと参加することになります。
つまり、個人の住宅は、街づくりにおいて公の担い手でもあると言えるのです。
これは本当にあたり前のことですが、街を観察してください。
実際、街に貢献している住宅が何軒あるでしょうか。
個人の資産としての住宅を守りながら、街に積極的に寄与する住宅が提案できればと考えます。
このコラムの執筆専門家
- 納谷 学
- (神奈川県 / 建築家)
- 納谷建築設計事務所 主宰
家は住む人のもの。芸術でも、敷居の高いものでもありません
日本の街並み、住環境を豊かな空間に変えたい。建築が出しゃばることなく住む人のための住宅を提案したい。皆さんの家への願いを最短かつ最適に適えたい。だから僕らに遠慮なく何でも話してください。住宅はあなたのものなのですから。※僕が納谷兄弟の兄です
044-411-7934
「府中の住宅」のコラム
よく見てるなあ。(2009/09/02 10:09)
庭へ(2009/06/22 08:06)
外構工事(2009/06/17 09:06)
待ってました!(2009/06/12 09:06)
キッチン、家具、・・・。(2009/06/08 09:06)