遠隔授業の長所と短所

息子の学校の遠隔授業が、

5月18日から開始されることに決まりました。入学時には想定されていない事態のため、通信環境や授業を受けるのに適した端末を用意されていないご家庭も多いようで、アンケート調査や授業準備の対応に追われている先生方は、とても大変なのではと思います。

現在息子は、授業が始まらないにも関わらず、

学校チャイムというアプリやストップウオッチを使って時間管理をしながら、月～金の8時50分から16時まで、英語と数学のワークをひたすら解いています。一つのことを始めたら、終わるまでやり続ける性格なので、1年間かけてやるはずの課題を2日とか1週間でやり終えてしまいます。習慣になったことはなかなかやめられないようで、頑張りすぎて非常に疲れています。うちの子のように勝手にどんどんやりすぎて心配というご家庭もあれば、何もやろうとしないから心配というご家庭もあるでしょう。 

遠隔授業だと

子どもは通学したり、寮に入ったりする必要がなくなります。時間もお金も節約できます。制服や靴やカバンも傷みません。通信環境が悪いと映像や音声が途切れることがあるかもしれないので、授業は録画されるそうです。すると、病気などリアルタイムで授業が受けられなかったとしても、後で録画を見ることもできます。再生速度を早くしたり、ゆっくりしたりすることもできるし、聞き逃したところに戻ることもできます。授業が録画される短所は、音声やビデオをオフにした状態で授業を受けないといけないので、クラスメートの顔も声もわからないということです。

意見の交換が文字だけというのは、文字入力に慣れていない子には不利ですし、顔が見えないと出席確認するのも時間がかかり大変なようでした。

先生も学生も初めての試みのため、

丁寧なマニュアルが配布されるのですが、マニュアルはスマホ向けのみしかなく、タブレットやパソコンは操作方法が異なるため、できたと思っていたことができていなくて、学校から電話がかかってくることもありました。

子どもが授業を受けるのは

デスクトップパソコンを置いているリビングになるため、掃除や料理やテレビの音が勉強の邪魔にならないように気をつけて生活する必要もあります。

体育など実技科目はどうなるのかまだ決まっていないようなので、今後またレポートしたいと思います。