中小企業診断士

こんにちは！株式会社アースソリューションの寺崎でございます。

私は、主として介護福祉業界において、介護事業所開業から運営全般に関するコンサルティングサービスを提供しております。

大学を卒業し、金融機関や流通業（スポーツ関連）の仕事をし、以後は介護業界に身を置き、現場経験や事業所運営を長く行ってきました。

その経験を活かして起業し、現在に至っておりますが、介護の現場を経験したことは確実に役立っております。介護事業において、「現場」がわからない人間がコンサルをしていても、なかなか共感が得られにくいというのが率直な感想です。

私は、仕事に活かすため、あるいはスキルや知識を身につけるために、特に社会人になってから様々な資格を取得してきました。医師や弁護士、公認会計士といった超難関資格に比べれば、大したものではありませんが・・・

もともと勉強は嫌いではなく、この歳になっても成長欲求は相当あります。

ある日、何気なく、スマホをいじっていると・・・

「中小企業診断士」という資格を案内するサイトを見つけたのです。

よくよく読んでみると、「国が認めた経営コンサルタントの資格」と書かれ、資格の魅力や活躍のフィールドについて書かれていました。1次試験7科目あり、2次試験は記述試験（事例Ⅰ～Ⅳの４つ）に口述（面接）試験がある。1次試験は経済学や財務会計、経営情報システム（IT知識）、経営法務、運営管理（生産・店舗運営）、企業経営理論（組織・人事・マーケティング・戦略論）、中小企業経営政策と、大変多岐にわたります。日本版MBAともいわれているようです。

もちろん、勉強しただけで一流になれるわけではありません。資格はあくまで「手段ですから」。

しかし、これまで自分がしてきた仕事に対し、理論や知識の裏付けにはなるかな、と考えたのです。経験にプラスして、理論や知識が融合すれば、それは大きな付加価値になると。

そこから私は、中小企業診断士資格取得を目指し、勉強をスタートしました。

昨年初めて試験を受け、残念ながら1次試験科目合格（3科目）という結果となってしまいました。準備時間が多くなかったとはいえ、力不足は否めません。

仕事をしながらの勉強ですので、とにかく時間管理が重要です。家族もいますので、協力はしてくれていますが、それでも迷惑はかけてしまっています。

1次試験、例年は8月の第一土日の2日間に行われますが、今年は東京オリンピック・パラリンピック開催時期と被るため、3週間程前倒し実施となります。

結局、新型コロナの影響で、残念ながら東京オリンピック・パラリンピックが延期となってしまいましたが、現状では更なる予定の変更はないようです。

3月以降に行われる各種（検定）試験も、軒並み中止・延期となっておりますね。5月に行われる予定であった司法試験も、先日延期が決まっております。

今回は、今までとは違って、様々な不安を抱えながら試験に臨むことになりそうです。

とはいえ、それは他の方々も同じこと。また、時間がないことも言い訳にはなりません。仕事も家事も子育ても、しっかりやります。当然のことです。

くじけそうになったら、なぜ自分がこの資格を取得したいと思い、勉強を始めたのか・・・その初心を思い出して今後も努力したいと思います。

決して簡単な資格ではありませんが、何年かかってでもあきらめずに勉強し、この資格を取得してみせます！！