- 大園 エリカ
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
- 東京都
- クラシックバレエ教師・振付家
今日のニュースに「トランプ大統領がマスクなど輸出禁止し、欧州などでの反発が広がる」というものがありましたね~。
私のコラムを読んで下さっている方達の中には、今までみたいに、ただ単に伝えられた事を鵜呑みにせず、自分の頭を働かせながら「このニュースの裏に在るものは何だろう?」と深読みされる様になられた方達もいらっしゃるのではないでしょうか?
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ただ自分の中に情報量が少なかったり、自分の思い込みが激し過ぎて、真実の情報に辿り着けていない方や、
そういう情報に触れていながら、凝り固まった頭で「自分の信じたいものしか信じない」「自分が信じて来たもの以外の情報に触れると怒り出し、完全拒否する」という反応を示される方だと、
なかなかそういうものの裏に在る真実を、見破る事は難しいかもしれません。
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ちなみに私のコラムを読まれて、こういう反応を示す方達というのも、少なからずいらっしゃるであろう事は私は百も承知で、こうして色々な情報を皆様にお届けしている訳で、
そういう方達の中には「自分と違う思考を持つ人間を、上から目線で批判する」といったスタンスを取られる方もいらっしゃる様でございますが、
私自身はそういうものは好まず、「もし何か自分の中で興味を持ったり疑問を感じたら、実際に自分で調べて確かめる」という事の方が、そうして他者に対してマウント思考するよりも、大事な姿勢なのではないかなと思います。
(^^✿
事ある毎に、私がここでお伝えさせて頂いている様に、
私のスタンスというものは、自分が触れたどの様な情報に対しても、柔軟性を持って「全てを肯定も否定もせず、自分の引き出しの中に一つの情報としてキープしておく」なのです。
そして「自分の頭で考え、取捨選択する」という自立型人間でもあるので、自分と同様に他者様が「自分が選択した」ものに対して、干渉しない主義でもあります。
何故なら、そういう謙虚さを失ってしまうと私達は、つい他人に対して「これは正しい」「これは間違っている」「これは良い」「これは良くない」という自己欺瞞な解釈をしてしまうという悪癖を、誰もが持っているからです。
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これは私の感じる事ですが(※以前どこかのコラムで書いた事があります)、
自分の頭で考えていない人ほど、「人から洗脳される事を異様に怖がる」という特徴があり、とにかく何に対しても疑心暗鬼に「これは洗脳だ!」と思いたがる傾向があります。
でも私からしたら、そんな考えや怖れや疑いを他者に持つ事は、非常に馬鹿げていると思います。
何故なら、もし「洗脳されない=自分の目でものを見て、自分で見極められる」という方ならば、そういう「怖れ」を他者に持つという発想は持たないからです。
そして実はこういう方ほど「自分が今まで信じて来た価値観」や「社会から無意識に植え付けられた常識」というものに、すでに洗脳されている方が多いのです。
洗脳されている人ほど「真実」から離れている訳なのですから、当然「怖れ」「疑い」というものが表裏一体として表面化して来るからです。
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そしてこれも、私は事ある毎にお伝えしている事ですが、
愛のある自立した大人同士であれば、「相手を信頼した自由意思の尊重」の方を選びますから、自分以外の他人に対して、自分の主観から「どうしろ、こうしろ」という様なお節介をする必要性も私は全く感じません。
私は「どの様なものにも表目と裏目がある」と思っていますので、「それを表目=ハート」で使うか、「裏目=怖れ」として使わうのか使わないのかは、各自が決めれば良いと思っている自立した人間です。
☆_(_☆_)_☆
…あ、これは今回のトランプ大統領の決断や世界的コロナパンデミックを、各々どう解釈するかにも言える事かもしれませんねぇ。
(^^ゞ
表目と裏目。
さてさて皆様はどの様な視点で解釈されますか?
( ・・) ~ ★彡 & ☆彡
表目と裏目のパイオニアとも言える「陰陽の法則」の奥深い叡智には、
私達人間には学ぶべき"大人の哲学"が沢山詰まっていて、とても発想の転換にもなると思います。
(*^^*) ~ ☆彡
この「表面だけで物事を観ない陰陽の法則」を熟知できた方は、世の中の、そして自分の中に在る「偽善」というものも視える様になって来るのではないかと私は思います。
☆_(_☆_)_☆
このコラムの執筆専門家
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年