- 大谷 正浩
- 株式会社リブウェル
- 住宅設備コーディネーター
対象:住宅設備
- 松林 宏治
- (住宅設備コーディネーター)
- 松本 秀守
- (住宅設備コーディネーター)
建築業界において施主支給と言うシステムは、この3年ぐらいの間で確実に浸透してきました。
なぜここまで浸透するに至ったのでしょうか?
価格的魅力はもちろんありますが、決してそれだけではないはずです。
「提案」「プランニング」というものは時として、相手に皆様が押し付けられる、という印象を感じたことはないでしょうか?お客様の共感を得るために、一生懸命プランする、ということなのでしょうが、これは一方的に共感を求めることになるかもしれません。
そうではなく、今の時代はいかにお客様に共感できるか、という時代になってきていると思います。押し押し、の時代じゃないということですね。
この時代皆様はいろいろな方法により、あらゆる情報を得ることができます。しかもより正確に、より多くの情報をアクセスできますよね。その情報を元に、どこで何をいくらで買えるかまで分かり、自分自身が動けば判断がしやすくなり、より実感もできることになります。
そのことよりお客様優位の時代であると言えるかもしれません。お客様が動いた(検索した)結果により、施主支給というシステムが見つかるというパターンが多いです。希望の商品のコストを下げたい、同じ予算でワンランク上の商品が欲しいというお客様の望み、つまりお客様の希望に共感したビジネスなのです。
皆様と持ちつ持たれつの協力関係が構築したビジネスモデルといえるのではないでしょうか。
今情報は誰でも知り尽くすことができる時代になった、ということでしょうか。ネットの勢いは止まらないですね。