現在重大局面だと言われている新型コロナウイルスの感染拡大。特に、私が住んでいる東京は今週から急に感染者が増え、危機感を強めています。
すでに2月から、個別に新型コロナ感染予防を理由にカウンセリングのキャンセルやスカイプへの変更などはありましたが、先日の都知事の会見を受け、この週末からはしばらくの間、全面的に対面カウンセリングをお休みし、オンラインで対応していきたいと思います。
今までオンラインはスカイプのみの対応でしたが、今後はZOOMも活用していくつもりです。
もともとIT音痴でオンライン化を避け続けてきましたが、これを機にやるしかないかとやっと重い腰を上げる気になりました。現在、オンラインセミナーを受講格闘中です。まだ何もできない状態ながら、今後カウンセリングだけでなく、セミナーや教材などオンライン化での可能性は大いに感じているので、どうぞご期待ください。
ところで、東京は外出自粛要請が出ていますが、きのうの午後、いつもの買い物に出たところ、近所のスーパーがいつもの3倍くらいの混雑で圧倒され、あきらめて通常モードのコンビニで最低限の買い物をして帰ってきました。
仮に外出禁止になったとしても食料品は買いに行っていいと言われているのに何をあんなに買いこんでいるのか、トイレットペーパーもずっと見かけないし、胃袋もお尻も1つなのにと必要以上に買いだめしてしまう群集心理が恐ろしくなります。
一方で、危機感がなく、自粛せずに自由に活動を続ける人たちもいて、まさに過剰に不安を感じて過剰に買いだめをしてしまう人の対極です。今はこうした両極端の反応をしている人が多い気がします。でも、実は、行動は真逆ですが、心理的には「自分さえよければ(他の人はどうでも)いい」という身勝手で自己中心的な考えは共通しています。
ひとは、不安になると100-0の極端な思考や行動をしがちです。でも、こんなときだからこそ、冷静に適切な行動を心がけたいものです。早く終息を望むのであれば、いろいろな知恵を出して「がまんは美徳」を今こそ発揮すべきとき。家の片づけや勉強など、いつもはできないことをする時間にしてみるなど発想の転換も必要だと思います。
このコラムの執筆専門家
- 藤井 雅子
- (東京都 / 心理カウンセラー)
- メンタルエステ ココロの部屋
カウンセリングはココロのエステ
自分を好きになれない、自信がない、思ったことを上手に表現できない、人目が気になって仕方ない、不安やイライラで毎日が楽しくない、甘え下手・・でもどうしていいかわからない、そんな悩める女性たちを心から応援します。ぜひ一度ご相談ください。