- 大園 エリカ
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
- 東京都
- クラシックバレエ教師・振付家
今回はちょっとコロナの話題から離れて、息抜きコラムをば♪
(^^✿
皆様は普段、夢を良くご覧になりますか?
…あ、今回のコラムで語る"夢"は、「将来どうなりたい」とか、「あの人とこうなりたい♡」などの願望や妄想の事ではなく、単純に「眠っている時に見る夢」のお話しです♫(笑)
(^^ゞ
私はいつの頃からか、夢を見るという事が殆どなくなり、そのせいなのか、たま~に見る時には物凄く鮮明で強烈なインパクトが残るメッセージ色の強い夢になります。(※いつも鮮やかなカラーの夢を見ます)
今年のお正月に見た初夢以来、最近久々に夢を見たのですが、それが又大変印象的でして、それで今回こんなコラムを書いているのですが、
ネットで調べると「それは吉夢」と書かれていたので、とても意外で不思議な感じがした夢でした~☆彡 (※詳しくは内緒ですが、自分では凄く思い当あたる内容でした♫)
(*^^*) ~ ☆彡
ですが、普段は本当に殆ど夢を見ない私㋱。
その「夢を見ない」という事の理由が書かれている様なメッセージを今回見つけましたので、皆様にもお届けしようと思います♪
(^^✿
あなたがどんな夢を見るのでも、それを記憶しておきなさい。
その夢は、あなたが現実の中で何を逃したかを示している。
現実(リアリティー)の中に生きる者は、夢を見ることがなくなっていく。
彼には夢見るものが何もないのだ。
眠りにつくまでに、彼はその日にやるべきことをすべてやり遂げてしまう。
すべてが完了しているから、夢の中まで持ち込む残り物が何もないのだ。
「瞑想録」静寂の言葉 OSHO より
これを読んで私は納得!
\(◎o◎)/!
確かに私は「いつ死んでも悔いはない」と言える様な生き方をして来たので、「自分はもう、あまり夢を見る必要がないのだなぁ~」という事が良く分かりました。(笑)
でも生きているから、まだ「経験して行く」という事は途切れる事なく続いている訳ですし、その時のバランスで、こうしてたまに凄く印象的な夢を見させられるのかぁ~といった感じです♫
(^^ゞ
…で、自分がモットーとして来た「死ぬ時に悔いを残さない」という生き方の中には、「今生きている内に伝えておく」というものがあります。
(^^✿
それは「相手に直接伝える」という場合もありますし、こうして自分の好きな「ものを書く」という事で"自分を自由に表現する"、或いは"間接的なメッセージとして残す"というのもそうなのですが、
(※ダンサーだった時は「踊る」という事が自分に取っての最大の自己表現のツールでしたが、「今世ではやり切った感」のある今は、そのツールが完全に変化した模様~♪笑)
そうしましたら、やはりそういう生き方に通ずるメッセージも書かれていたので、これも皆様にシェアしたくなってしまいました♫
(*^^*) ~ ♡
あなたが友人と会う時には、ちゃんと会いなさい。
誰が知るだろう。二人はもう二度と会うことがないかもしれないのだ。
そうなればあなたは後悔する。
満たされなかった過去に苦しむようになる。
…言いたかったのに言えなかった言葉。
「愛している」と言いたいのに、何年もためらって言わないままの人がいる。
いつの日か相手は死んでしまうかもしれない。
「愛していると言いたかったのに言えなかった」
そのとき彼は、泣いて悲しむことになるだろう。
「瞑想録」静寂の言葉 OSHO より
どの様な関係性であれ私達は、「誰かに伝えたい事があるならば、生きているうちに相手に素直に伝える」という事は、悔いのない人生を送る為に私はとても大切な気が致します。
そうでないと、自分の中に「人生でやり残した事」が出来てしまって、そのリベンジの為に、又この世に生まれ変わらなくてはならなくなっちゃう気がする私㋱なので。(あぁ、又それは大変そうじゃ!笑)
(^^;
まぁ人間は思考してしまう動物ですから、どうしても考え過ぎてしまって、なかなか相手に「伝えたいけれど、伝えられない」という場合も多々ありますけれど、
でもその多くは「伝えなくても分かってもらえるだろう=相手への甘え」とか、「自分の自意識が邪魔して伝えられない=くだらないプライド」とかも多いのでは?
(^^;(^^;;(^^;;;
多くの方が勘違いしていらっしゃる様ですが、自分とは個性も価値観も違う相手に対しては、「伝えなければ、伝わらない」というのが、この世の事実でございますからね~。
(^^ゞ
ちなみに「伝えなくても相手は分かってくれるはず」とか「分かってもらいたい」と思ってしてしまうのは、「自分を基準に相手を憶測する」という悪癖から生まれる大きな勘違い=エゴでもありますね。
そう思い込める方達は「私達は皆、自分の器でしか相手を見る事ができない」という真理に、まだ気付かれておられない方達なのだと私は思いますねぇ。
なので私は「夢を見ない趙現実主義」を人生で選ぶのであります。(笑)
( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡
とにかく「楽しければそれで良いじゃない♪」と、ご自分の妄想に浸る方達も世の中には多く見受けられますが、子供の時から自分をしっかり観察する習慣がある、実に可愛気のない私㋱は、
「自分の欲望からの妄想に耽る事=現実逃避のナルシストでは、幸せを感じる事はできない現実派タイプ」であると思います。
☆_(_☆_)_☆
そういう空想だけで終わる"夢見る夢子さん"の自己満足行為には、逆に凄く空しさを感じてしまうクールな私㋱は、「しっかり地に足を着けて"今"を生きる」のがモットーなので、
それで「眠っている時に夢を見る必要がない=夢の中まで持ち込む残り物が何もない体質なのだなぁ!」と、今回のOSHOのメッセージを読んで思いました♪(笑)
(^^ゞ
世界中がコロナ騒ぎで異様な雰囲気の地球ですが、
桜はいつもと何ら変わらず、今年も優しく美しく咲いています♡
(^^✿
以前にもお伝えした事がありますが、
子供ならいざ知らず、良い年をした大人の「地に足が着いていない夢見る夢子さん」を見てしまうと、私は他人事ながら何だか体がモゾモゾしてしまい、「とっても恥ずかし~~~ぃ」と感じてしまう一人でございます。
(^^;;
夢を見るのは素敵な事~☆彡
人間はそういうものを持っていないと、厳しい現実があるこの世界に生きる事は難しい。でもそれを「地に足着けて行動し、実現化させて行く人」が本当にカッコいいし、魅力的な人なのだと私は感じます。
(*^^*) ~ ☆彡
夢を見るのと同時に「自分をクールに客観視する」という知性を持っていないと、その方の見る夢は、単なる"自己満足か自己逃避の為の妄想"に終わってしまうだけでしょう。
例え自分が望むものを結果的に得られなかったとしても、私に取ってはそんな事はさして問題ではなく、「生きている内に悔いを残さない」という生き方をされている方達が、私には一番美しく見えます~☆彡
だって私達の人生が終わる時に、一番大事なものは結果ではなく、妄想など必要としない様な生き方、つまり「どう生きたか?」だけなのですもの~♫
( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡
このコラムの執筆専門家
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年