- 伊藤 誠
- 代表取締役
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:保険設計・保険見直し
遺族年金に関して気になっていることがあります。
我が家は共働きです。
遺族年金は亡くなった際に支払われる年金ですよね?
現在、夫も私も生命保険に入っているのですが、色々な情報誌などを読んでいると
遺族年金があるから、死亡保障はそんなに大きな金額でなくても大丈夫というコメントをよくみかけます。
それで、生命保険を見直した方がよいのかも…と思ってはいるのですが、現状の、いつ破綻してもおかしくないような年金制度の遺族年金をあてにしても大丈夫なのかどうか…
遺族年金をあてにして、生命保険の保証をさげたとしてその後遺族年金の支払いが不十分になった場合を考えると、生命保険をはこのままにしておいた方が良いのかもしれないと
考えたりしています。
FPの立場から考えると、どうなのでしょうか?
遺族年金は亡くなった際、遺族に支給される年金です。年金制度がいつ破綻してもおかしくないとおっしゃっていますが、年金の破綻と加入されている生命保険会社の破綻と、どちらの確率が高いと思いますか?
国の社会保険制度が信用できない人は自己責任でリスク回避をしなければなりません。同時にそれなりの支出や貯蓄をおこなわなければなりません。(65歳までに、老後資金を1億円貯められますか?)
個人的には、日本の社会保険制度を抜きにして生活設計をたてることは難しいと思いますし、私は日本の社会保険制度を信じます。
ゆえに、遺族年金があるから、死亡保障はそんなに大きな金額でなくても大丈夫というコメントになります。
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