- 増岡 健司
- 医療法人社団 MEDIQOL 理事長 歯科医師
- 東京都
- 歯科医師
対象:一般歯科・歯の治療
- 赤岩 経大
- (歯科医師)
- 赤岩 経大
- (歯科医師)
容姿をより美しく若々しく見せる白い歯を保つことは、海外などではエチケットとして定着しています。
日本でも、ホワイトニング効果のある歯磨き剤も増え、歯をより白くしたいという人が多くなってきています。
歯が変色する3 つの原因
I 歯の表面の汚れ
最も多いのが、食品の色素が浸透して変色する場合。
歯のエナメル質は、何百万本という半透明のガラス繊維のような小柱からできています。
その小柱と小柱の隙間に残った色素は、歯磨きで取り除くことができません。
もちろん、毎日丁寧に時間をかけて歯磨きをしたり、着色しやすい食品を摂った後、すぐに歯磨きするなど心がければある程度落とすことができます。
プロのクリーニングを受けるだけで落とせる場合もあります。
【着色しやすいもの】タバコ、赤ワイン、しょう油、コーヒー、紅茶、カレーなど
II 加齢・遺伝
髪や肌の色が人それぞれ異なるように、歯の色にも個人差があります。
歯の内部にあり神経を守る「象牙質」は、もともと黄色がかっており、年齢と共にじょじょにその色が濃くなっていくため、透明なエナメル質を通してだんだん黄色が目立つようになります。
この場合は予防が難しいため、黄色が気になる人は、ホワイトニングがおすすめです。
III けが・薬
歯の病気や、歯をぶつけて外傷ができたり、薬剤の副作用が原因で変色する場合。
これが原因の場合は、残念ながらホワイトニングでも白くするには限界があります。
歯を白くするだけならホワイトニング。効果は、白く見せることで自信がつく、若返るといった美容的なものです。
しかし、歯を白くするだけでなく、虫歯や歯周病予防効果という人におすすめなのは、歯のクリーニングです。
かかりつけの歯科医院に相談してみましょう。