- 山下 幸子
- 独立系FP事務所山下FP企画 代表・株)エイム西宮オフィス代表
- 兵庫県
- ファイナンシャルプランナー
対象:保険設計・保険見直し
みなさまが、商品の見積りをネットでやってはみるものの、
それぞれを比較・検討していくのはかなり「しんどいこと」になります。
(生損保27社を扱うわたしが各社の見積りを打ち、比較検討して、
言うのですから間違いありません。)
実際のところ、流行があって、新商品が発売されると、その保険会社はキャンペーンを行い
新聞・メディア・雑誌など社運をかけて、大々的に宣伝します。
もちろん、わたしのような、保険を取り扱うFP事務所にも、新商品のご案内ということで、
保険会社さんが、説明に来られます。
(もうここだけの話、大変ですよ!次々に新商品は発売されますから!)
で新商品の特徴ですが、時代の流れでしょうね・・・
・どこよりも安い
・シンプル路線 (わかりやすい)
保険の新商品が出ました!といっても、
正直、保険に入ったからといって病気が治るわけではありません。
入院していくら・・・万が一のときいくら・・・ 〇〇になったら、いくら・・・
というお話です。(あたりまえですが)
ですので、新商品は価格を安く設定し、目立つしかありません。
(私は価格競争戦国時代とひそかに言ってます)
たしかに、安いに越した事はないのですが、安いにはそれなりの理由があります。
これは、「値段」という入り口だけに注目されるとわかりにくいのですが、
「給付」という出口に注目します。
出口=給付は、本当に病気になってお金を受け取った人、また取り次いだ代理店(私)
にしか判らないものです。
実際の話ですが、A保険は〇〇手術は給付対象ですが、B保険は対象外など・・・
わたしも、給付の段階になって、おすすめした保険が役に立たないと、クレームになるし、
申し訳ないので、できるかぎり、出る、出ないのところは、目を光らせています。
新商品の安さと従来商品の違いは何か?落とし穴はないか?など。
それでいいますと、細かい話、安いだけがいいという理屈にはなりません。
安いことを否定しているのではありませんが、それのみに注目しすぎますと、
こんなはずでは?となりますので、
私の場合ですが、今度新発売の〇〇保険は安いですが、〇〇は対象外です。
おなじような商品で〇〇がありますが、値段は〇〇円違います。
〇〇病になると〇〇円ぐらいかかりますが、
〇〇に罹患する確立は〇%です。
保険会社の格付けは〇〇です。
現在の資産状況と照らしあわせ、
公的保障で足らない不足分は〇〇円です。
と総合的に保険商品の説明と併せてしています。
その説明を受けてお決めになられるのは、
もちろんご自身です。