ノーベル賞を受賞された吉野彰氏、 笑顔がとってもチャーミングでステキですね。さらに、インタビューを聞いて、たちまちファンになっちゃいました。
私の心に響いたのは、「柔軟性が大事」だとおっしゃったこと。先日の社員研修でも、ストレスに強いのは柔軟性がある人だと説明したばかりなので、嬉しくなりました。
あと、「なんとかなる」精神と研究の99%は無駄になるけど、その無駄がないと成功がないという無駄の大切さのお話。いずれも、「おっしゃるとおり!」とスカッとしました。
以前、尊敬する精神科医の神田橋先生が、何か道を極めた人にはすべてに通じる学ぶべきものがあるとおっしゃっていたけれど、まさに吉野氏の発言がそれを表していると思います。
さらに、個人的に、携帯電話が好きでなく5年前まで持たなかったというエピソードも親近感がもてて嬉しかったです。
さて、前置きが長くなったけど、毎月10日ごろ発売の小雑誌PHPスペシャル、今月のテーマは「疲れをためない人がしていること」。
今回の私へのご相談は、会社員の方から自営(フリーランス)の友人とのつき合い方についてです。
私はかつて会社員で現在フリーランスなので、どちらの立場や気持ちもわかるのですが、どちらがいいとか悪いではなく、どちらにも特有のストレスやメリット、デメリットがあります。
そのうえで言うなら、フリーランスは自由である反面、孤独かつ責任が重いので、気のおけない人には愚痴や弱音を言ってわかってもらいたい甘えが出やすいかもしれません。私もそれは自覚しているので、今回のご相談は他人事とは思えず、我が身を振りかえるいい機会になりました。
働き方だけでなく、独身と既婚、子どもの有無など、背景が違う相手と話すときは、お互いの違いを尊重できる関係でいられるといいですね。
このコラムの執筆専門家
- 藤井 雅子
- (東京都 / 心理カウンセラー)
- メンタルエステ ココロの部屋
カウンセリングはココロのエステ
自分を好きになれない、自信がない、思ったことを上手に表現できない、人目が気になって仕方ない、不安やイライラで毎日が楽しくない、甘え下手・・でもどうしていいかわからない、そんな悩める女性たちを心から応援します。ぜひ一度ご相談ください。