- 阪本 貴洋
- 有限会社NOW 代表取締役
- リフォームコーディネーター
対象:リフォーム・増改築
- 木下 泰徳
- (アップライフデザイナー)
- 溝部 公寛
- (建築家)
建築家 -続編‐
デザイン力や提案力の強い彼らにも
いくつかの弱点(というほどのものでもないかもしれない)が存在します。
「一つの作品」てきな考え
が、あるので機能面や使い勝手よりデザインが先行になってしまう場合があります。
確かに私も斬新なデザインのお家を見ると、
『ほぉ〜( ̄□ ̄;)!!』
と感動するし、羨ましくもなる時がありますが、
「その時は、盛り上がったけど実際住むと【住みにくい家】だった・・・」
「建築士に『住めば都』という言葉もあるので慣れてくださいと言われた・・・」
と聞くこともありますから、いささか本末転倒な話もあります。
また、設計の「先生」というところで意見しにくいところもあったり、
細部の修正変更をすると全体的な良さが消える場合もあるので
本当に感覚の合う建築士を探すことに全精力をかけるべきです。
営業担当者が特にいるわけではないので
施工は、設計事務所経由で発注されます。
えっ?なんで??
ってなりましたか?
簡単に言うとその描かれた作品を完成させる技量がある
施工業者でないとダメだからというのが、大きいでしょうし、
既に意思の疎通がとれているので楽だという事もあります。
結果、工事担当者と意思の疎通がとりづらく、
・工事後のアフターに困った。
・施工担当者との連絡が、設計事務所経由で時間がかかった
などの意見も聞くことがあります。
こういったところが、私がかかわってきた中で
感じたいわゆる【弱点】ではないでしょうか。