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閲覧数順 2024年04月24日更新

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2020年4月の住宅ローン金利と今後の見通し

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 まず変動金利ですが、これは据え置きとなりました。3月16日に日銀で開かれた、金融政策決定会合でも原則的な金融政策は据え置かれたため、現在は金利を引き上げる環境にはありません。

 日銀は、2%の物価上昇率を達成するまでは基本的に「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を継続する考えですが、1月21日に公表した最新の政策委員の見通しの中央値では物価上昇率が19年度は+0.6%、20年度は+1.0%、21年度は+1.4%となっており、2%の物価上昇率達成にはまだ時間がかかりそうです。(10月時点に比べて、全年度が下方修正)

 次に長期固定金利です。4月の全期間固定金利は、三井住友銀行では前月比年0.16%上昇の年1.75%となっています。長期金利が上昇したことが要因と考えられます。

 今後の見通しですが、変動金利はしばらく据え置きとして、長期固定金利の指標となる長期金利は乱高下する展開となりそうです。

 現在の世界市場は、新型コロナウイルスによる世界景気悪化懸念からパニックに陥っており、常識的な考えが通用しなくなっています。

 例えば、これほど株価が下落しているにもかかわらず、投資家は現金化を急いでいるため、本来買われるはずの債券が買われず金利は低下していません。

 この流れは、もう少し落ち着けば戻ると思いますが、現時点では金利は乱高下するとしか申し上げられません。なお、フラット35の金利は月初の第1営業日にあたる、1日正午に発表の予定です。


沼田 順(1級FP技能士、宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー)


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