大切なのは、【体質改善】と【栄養】そして【運動】です。
体質改善の鍵は「パラミロン」
テストステロンを増やすには、栄養の前に体内環境を整え、体質を改善することが大切です。例えれば、雑然とモノが散らかった部屋にいくら美しい花を飾っても、部屋の雰囲気はあまり変わらないと思います。子どもの頃から合成保存料、合成着色料などを口にし、さらに不摂生な食生活で乱れてしまった体内環境を整えることこそが第一歩です。
そこでお勧めしたいのが、ユーグレナです。ユーグレナとは、小学生の頃、学んだかと思いますが、池や田んぼなどにいたわずか0.05~0.1ミリのミドリムシのことです。葉緑体を持っており、植物のように光合成を行って栄養分を体内に蓄えるだけでなく、動物のように細胞を変形させて移動することもできる植物と動物、両方の性質を備えている5億年前から地球上に存在している藻類です。
そのユーグレナにしか含まれていない食物繊維成分「パラミロン」が鍵です。パラミロンの表面には無数の微小な穴があり、そこに脂肪やコレステロールを取り込むことができ、しかも消化されないまま体外に排出できます。人体に 有害なものを体外に出すデトックス(解毒)効果が期待できるのです。
このデトックス効果で、生活習慣病の原因となる余分な中性脂肪、コレステロールの排出、人体に入った有害重金属を排出することも可能になります。最近の研究では、便通を改善して腸の働きを良くする効果があるほか、腸管の粘膜細胞を刺激して免疫機能を向上させ、インフルエンザの緩和、アトピー性皮膚炎の緩和などの効果も期待できることが明らかになっています。
鍵は飲み続けること
ユーグレナはサプリメントです。サプリメントは薬ではないので、飲んですぐに効果があらわ得るものではありません。
私の体感では、3カ月飲み続けたところ、次のような変化がありました。
・尿酸値の変化 8.2⇒7.2
・総コレステロール 190⇒176
・中性脂肪 100⇒81
・LDL 113⇒103
でも、実は私、これらの数値が下がったところで、飲むのを止めてしまいました。そうすると、1年後の健康診断では数値が逆戻りしてしまいました。飲み続け、常に状態を正常に保っておくことが大切だと痛感しました。
その後、再度飲み続け、最近5年間はインフルエンザにもかかっておりませんし、肌のアトピー症状もずいぶん緩和されました。このような体質の変化とともに、更年期症状が緩和され、体調はすこぶる良くなってきました。
更年期に必要な食品
更年期に入った男性は、若い頃よりも基礎代謝が低下し、肥満になりやすいので、栄養素のバランスの取れた食生活が必要となります。栄養素とは、炭水化物、たんぱく質、脂質の三大栄養素に加え、ビタミン、ミネラルや食物繊維を指します。
お勧め食材としては、大豆、黒豆、小豆などの豆類(たんぱく質、食物繊維)、ゴマ、ピーナツ、アーモンドなどの種子類(たんぱく質、脂質、ミネラル、食物繊維)、わかめ、ひじき、昆布などの海藻類(ミネラル、食物繊維)、キャベツ、ニンジン、セロリなどの野菜類(ビタミンC、食物繊維)、鮭や青魚などの魚類(EPA、DHA)、しいたけ、エリンギ、マイタケなどのキノコ類(ビタミン、ミネラル、食物繊維)、さつまいも、じゃがいもなどの芋類(炭水化物、ビタミンC、食物繊維)です。
また、テストステロンを増やすのに有効な食品としては、タマネギやニンニク、ニラ(抗酸化作用、ビタミンE、ビタミンC)、山芋、納豆、オクラなどのネバネバ系食物(ムチン、アルギニン)、鮭(ビタミンD、ビタミンE、ナイアシン、EPA、DHA)、牡蛎(亜鉛、ビタミンB1)、マグロ・うなぎ(ビタミンE)、サンマ(ビタミンD)、レバー、チーズ(亜鉛)などがあります。
このような食品を毎日摂るのは大変なので、これらの栄養素がすべて含まれているユーグレナなどのサプリメントを活用することをお勧めします。
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