おはようございます、今日は財布の日です。
かれこれ10年以上、同じものを使い続けています。
節税についてお話をしています。
節税策が原因でのトラブルを、相続税を具体例に紹介しています。
相続税対策で行われる節税策には、次のようなものがあります。
・借入をして、所有している土地に賃貸不動産を建築して評価額を下げる
・保険に加入して保険金の非課税枠を活用する
他にも色々とありますが、とりあえず2つも事例があれば十分です。
このどちらの策にしても、一つの傾向がみてとれます。
それは
・相続人(遺産をもらう人)にとっては、分割がやりづらい状況になっている
不動産建設は、結果的に莫大な借金が産まれています。
誰がこの借金を背負うのか?
そして賃貸不動産は誰がもらうのか?共有だと後で揉めるのでは?等々。
保険加入は、その時点で受取人が指定されます。
受取人に指定された人は良いですが、そうでない人は最初から横に退けられた状態です。
現金で手元にあれば自由に分けられたのに、です。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
「経営」のコラム
気持ちよく、いきましょう(2021/01/11 07:01)
福利厚生、うまく使えればものすごく便利(2021/01/10 07:01)
生活費の事業経費化が可能ということ(やりすぎ注意)(2021/01/09 07:01)
福利厚生策の活用(2021/01/08 07:01)
結局、自分の希望する暮らしぶりに話が戻る(2021/01/07 07:01)
このコラムに類似したコラム
課税価格は贈与時の時価で固定される 高橋 昌也 - 税理士(2019/04/06 07:00)
効果に関する総体的な評価が必要不可欠 高橋 昌也 - 税理士(2019/03/14 07:00)
使いやすいものは高く、そうでないものは低く 高橋 昌也 - 税理士(2019/03/13 07:00)
中長期的には「節税効果」というのはなくなる 高橋 昌也 - 税理士(2023/03/21 08:00)
早く経費にできるということは・・・? 高橋 昌也 - 税理士(2023/03/20 08:00)