- 大澤 眞知子
- Super World Club 代表
- カナダ留学・クリティカルシンキング専門家
対象:英語
エッセイ教育先端のカナダから、日本の生徒向けの”Essay Writing”オンラインプログラムを主催しています。
小学生から大人の方まで、それぞれのペースでそれぞれのアイディアを表現し発信する「エッセイ」。
頑張る生徒たちが容赦なく陥る笑ってしまうほど日本的な「思い込み」や「完全な勘違い」から、生徒の脳を英語の世界にリードして行きます。
日本式思考から、完璧なまでに論理的・具体的なクリティカルシンキングの英語思考法を理解出来るよう指導するわけですが、大きな問題が存在します。
「何について書くか」のテーマを理解しないまま、自分の思い込みで書いてしまう生徒が多いですね。
「なぜ日本人は英語エッセイが書けないか?!」の理由 No.1 に堂々登場してしまいました。
どうアドバイスしても、「思い込み」が消えるまでにはかなりの時間がかかります。
が。
英語圏の学校で書くエッセイで、テーマから逸れたものを書くと “Off-topic”と朱書きされて落第点が戻って来ますので、何としても最初のレベルで乗り越えるべき「弱点」です。
例えば、こんな簡単なテーマはどうでしょう?
“Where do you want to go? Why?” に3つの論理的理由と具体例をつけ、簡単正確な文法で説明していくのが無料体験 Unit-Oneの練習です。
みなさんなら、まずどんなアイディアが湧いて来ますか?
すべてのUnitには指導するRobert McMillanのオリジナルサンプルエッセイがついていますので、もちろん、それを参考にする生徒が多いです。
サンプルのTopic sentenceは “I wan to go to Vietnam.” です。
このサンプルを見たとたんに「あ、どの外国に行きたいか?」のエッセイかぁと「思い込む」ケースがまず90%。
「どこか外国」について書かなくちゃ!と、書き始め、実は特に興味もないので理由のところで困ってしまうケースも多いです。
「どこの国に行きたいですか?」のように狭い範囲がテーマではないんですが、試験の模範解答のような認識でサンプルを見てしまう傾向があるのかも知れません。
エッセイのテーマを見たら、まずは想像力を駆使し、「自分はどこに行ったら楽しいのかな〜」と夢見る想いで想像します。
“want to”ですから、何でも想像自由。
もちろん、外国でもいいし、日本のどこかでもいいし、家の近くのスーパーでも大丈夫。
理由も、自分がワクワク出来る理由を具体的に探せばいいだけです。
そんな場所にいる自分を想像し、創造して書くのがエッセイです。
その「想像」と「創造」のステップがエッセイを書くためには絶対必要です。
「想像」も「創造」もせずに、とりあえず書き始めた場合は、必ずといっていいほど理由に一貫性がなく、論理的につながりません。
面白いことに「想像」と「創造」段階を経た生徒たちは、こう質問して来ます。
「行き先は外国じゃないといけませんか?」
やった!クリティカル・シンキングの入り口に立ってる!と、嬉しくなる瞬間です。
まずは、自分が取組んでいるテーマを「定義」してみること。
その過程で「外国?」という狭い「定義」は成り立たないのでは?と考え始めます。
クリティカル・シンキングの大切な大切なステップです。
そう質問した生徒たちが書いたエッセイのTopic sentenceは思わず先を読みたくなるほどユニークです。
“I want to go to my dog’s house.” “I want to go the washroom.”
「想像」した理由も非常に具体的でわかりやすいです。
また、このような具体的で明確なTopic sentenceを作れる生徒は、エッセイで使う英語文法も簡単で正確です。
従ってぐいぐいレベルを上げて行く理想の生徒ですね。
小学生・中学生の伸びが頼もしいです。
英語の文法も語彙もまだまだこれからという小学生・中学生が「英語思考法」を急速に理解しているのを実に頼もしく思います。
高校生になると、脳がどの程度柔らかく、日本語以外の思考法にどこまで対応出来るかには個人差が結構出てきます。
大人の生徒は、日本式思考からの切り替えが出来ず、自分が作った狭い「思い込み」の中で堂々巡りをし、詰まってしまい、ドロップアウトする確率が一番高いのが残念です。
「論理的・具体的な英語エッセイを書きたい!」コラムで、大人の生徒が困っている様子を実例付きで説明したところ。
日本の大人弁護のコメントをいただき、思わず苦笑い。
「テーマも旅行ではなくて、仕事についてとか、英語が上達したらやりたいこととか、大人にとって書きやすいテーマにしてみたらどうでしょうか?日本の大人の方で、旅行に行ける方って限られると思うので。」
当の生徒さんは「参考になりました!」と感謝してくださったのですが、弁護人は不満なようですので、検察官になったつもりで、反論してみました。
1.「旅行」がテーマではありません。 “Where do you want to go?” です。
2.普通はテーマがまず存在し、それに合わせて書くのがエッセイです。
3.仮に「旅行」について書くのがテーマだとしても、「行ったことあるかないか、行く可能性があるかないか」などは関係ないです。 「想像」からアイディアを出すのがエッセイの第一歩です。 「仮にここに行くとしたら。。。」と「想像」を巡らせる能力なしではエッセイは書けません。 どんなテーマでも同じです。"What if?"の考えが出来ないと英語のエッセイは書けないです。
やはり、大いなる「思い込み」があるのか〜と実感したコメントでした。
この弁護人の方にもぜひ無料体験していただきたいと思いますが、こんなおまけもついていました。
「無料のものにそこまで求めるのも失礼な気がします。。」
やってみて下さい。 どれだけ深いレッスンがわかりますからね。
無料体験版 Unit-Oneも、それに続く完全版 40 units のレッスンも、指導法は同じ。
体験版生だからと手を抜くことはありませんよ。
指導の密度もケアの度合いも同じです。
「こんなエッセイ勉強初めて!」と脳が自由に考え始めるお手伝いをする “Essay Writing”です。
“Where do you want to go?” に挑戦してみますか?
登録後すぐにカナダからのレッスン開始出来ます。
ご自分の脳の柔軟さと「想像」「創造」力と試すために、ぜひ!
このコラムの執筆専門家
- 大澤 眞知子
- (カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)
- Super World Club 代表
カナダにいらっしゃい!
カナダ 在住。パンデミック後のNew Normal 留学をサポート。変わってしまった留学への強力な準備として UX English主催。[Essay Basics] [Critical Thinking] など。カナダから日本に向けての本格的オンライン留学準備レッスン・カナダクラブ運営。
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エッセイの本場カナダからのオンライン講座ー無料体験版
- 料金
- 無料
多くの日本人生徒をエッセイの達人に育てたカナダの専門家Robert McMillanが、オリジナルプログラムをオンライン化。 基本をひとつづつ理解している過程を無料体験出来ます。
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