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- 吉川 祐介
- Wecareカイロプラクティック&ナチュラルケア 院長
- カイロプラクター
日本の代替療法の多くは規制がない
日本にはまだカイロプラクティックをはじめとする代替療法の法律がないため、必要な知識や技術があるという保証もなく自由に施術院を経営できます。未熟な施術者が続けられるほどには世間は甘くはないようで、結局は淘汰されていきますが、それでも毎年たくさんの施術院がオープンし、そして消えていっています。
カイロは大学教育が国際基準
そうしたなかで、安心して施術を受けられるカイロを見分けるのは、なかなか難しいと思います。
ひとつの基準としてWHO発行の「カイロプラクティックの基礎教育と安全性に関するガイドライン」に準じた大学教育を修了したカイロプラクターであれば、最低限必要な知識と技術が見込まれますので、問い合わせするときに「カイロプラクティックの大学を卒業しているか」を尋ねるのもよいでしょう。
また、口コミによる情報は、実際に治療を受けられた方の意見なのでよい参考になるでしょう。さらに長年の実績がある施術院なら、より安心できると思います。
予約する前に確認したいこと
金沢大学の補完代替医療講座では、カイロプラクティックや鍼灸をはじめとする補完代替医療を受ける際に参考になる資料を提示しています。
参考資料「補完代替医療を利用する前に確認すべきこと」
http://web.kanazawa-u.ac.jp/~med67/guide/book05/05.html
私の信念
以上のことは、施術者の質の高さを保証するものではありません。また条件を満たしていなくても、とても良い先生を私も知っています。しかし、命を乗せて走るタクシーやバスなどの運転手さんに二種免許があるように、大切な患者さんの健康にかかわる施術者には、自信の身分について社会倫理に基づいた証明責任があると考えています。そう考える施術者が増えることは、自分の患者さんだけでなく、全国で代替療法を望んでいる皆さんの利益を守ることにつながるものと信じています。
吉川祐介
Wecareカイロプラクティック&ナチュラルケア
