大統領就任式のファッションチェック - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

谷澤 史子
ミューズ・ブランディング・アカデミー(株) 代表取締役
経営コンサルタント

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対象:人材育成

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大統領就任式のファッションチェック

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ビジネスによく効くファーストイメージ必勝法
今日はアメリカ大統領就任式の話題をお届けします。

先日、男性ファッション雑誌「ゲイナー」の取材がありました。

取材内容は紺のスーツとグレーのスーツの使いこなし方だったのでした。
詳しくは来月発売のゲイナーをご覧くださいね!

ライターさんが雑談中に

「就任式でオバマ氏は紺、グレーどちらを着るでしょうね?」

と質問されたのです。

私の予想はグレー。

今まで圧倒的に紺のスーツで演説を行うことが多かったオバマ氏ですが
就任式というセレモニーではグレーを着用してほしいという願いもあり
そのような予想を立てたのです。


さて、今朝のニュースでチェックをすると・・・・

え!?黒!!!???

と思ったら、ワシントン気温マイナス7度ですので、黒のコートをお召しに
なっていたようです。

その下は・・・・

白のシャツ、赤地に小紋柄のネクタイ、スーツは・・・・紺?グレー?

判別できず、新聞やネットで写真を探して拡大して確認。


やっぱりグレーでしたね!
チャコールグレーのスーツをお召しになっていました。



一方、ミシェルオバマ夫人はキューバ出身のデザイナー、イザベル・トレド
によるイエローのワンピースドレスと揃いのコートのアンサンブル。
グリーンの靴はジミーチューの物。
革のグローブと色を合わせていて素敵でした。


実は、アメリカでは星条旗に用いられている色(赤・青・白)
を洋服に用いると高感度が上がるというジンクスがあるのです。

ミシェルオバマ夫人は星条旗の色から選ばず、
イエローを選んだことから、いわゆる伝統を重んじる
ご意見番からは眉をひそめられたとか。。。


色彩心理を用いて黄色の効果を説明すると「理想」の象徴になります。

人は何か夢や希望、一番楽しかった記憶にに色をつけると
「黄色」になるのです。

となると・・・・

パレードで車から降りてきたオバマ氏がミシェルオバマ夫人と
手をつなぎ歩く姿はまるで

オバマ氏が夢・希望をしっかりと携え、歩いているように
見えます。

色が人々に与えるイメージを考えるとこれは大成功だったのでは
ないでしょうか。


これからもファーストレディとしてのミシェルオバマ夫人の
ファッションに注目していこうと思います。


もちろん、オバマ大統領がこれから困難な問題にどう対策をたて
アメリカ国民とともに歩んでいくのか夢を託し期待しています。