エゴって一体何だぁ~? - 文化・芸術全般 - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
クラシックバレエ教師・振付家

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:文化・芸術

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

エゴって一体何だぁ~?

- good

  1. 文化・芸術
  2. 文化・芸術
  3. 文化・芸術全般

私達は良く「エゴ」という言葉を耳に致しますよね~。

 

ハイ!私も過去のコラムで、エゴに付いては色々と語らせて頂きましたし、過去に「人生の奥行き」という自著の中でも書かせて頂いた事があります。

(^^✿

 

ちなみに「エゴはいけないものだから落とさねば!」という様に、「エゴは悪いものである」と捉えられていますよね~。でもそれは何で???

( ・・)???

 

…という事で、今回はそんな「エゴって一体何だぁ~?」という事を、15年前の自著とは又違った方向から、改めて私なりに考察してみようと思います。

☆_(_☆_)_☆

 

 

 

人間というものをクールに観察しておりますと…

 

「自分が一番優れている!」とか、「自分のやっている事が一番正しくて良いものだ!」と思いたいが故の、嫉妬やコンプレックスから生まれる"怒り"から来る争いや諍いが絶えないという事実が観えて来ると思います。(※これにはそれを表に出さない様にしていらっしゃる"名役者&名女優"の方達も含まれます。笑)

 

私は基本そういうものには参加したくない主義なのですが、何故か勝手に外から絡まれるという事は良くあります。(笑)

(^^;

 

ちなみにそういう時に私が取る対処法として、相手が自分の私情を挟む故に物事を捻じ曲げて受け取り、私が発信したものに対して歪曲して捉えていると感じたり、人を利用する事で自分を良く見せようとか、注目を浴びようとする様な心無い行為を感じたり、

 

表面的なものでしか相手を見ない人が、事実に基づかない「個人的私情を絡めた勝手な憶測や妄想」で私という人間を判断する事で、私自身が他の方から誤解を受けると感じた時のみ、正当防衛として絡む事にしています。

 

(※そのせいかどうか、最近は大変穏やかな日々を送る事ができていて、私に取っては非常に有り難い限りでございます♫ 笑)

☆_(_☆_)_☆

 

 

 

では何故、私がそういう争いや諍いに参加しないのかと言うと、私はどの様なものでも「極めれば皆同じ場所(頂上)に辿り着く」と思っているからだと思います。

 

それぞれ歩く道はオリジナルで違うのですから、一人一人見えている景色も違って当たり前という事が理解できているのです。

( ・・) ~ ☆彡

 

でも世の中には「自分が見えている景色が本物だ!」「私の見ている景色の方が優れている!」と譲らず、「相手にも違う方向から見ている違う景色があり、それも一つの真実だ」という事を認めない方達がとても多いですよね~。

 

そうして相手の見えている景色を否定する。私はこれこそが「エゴ」というものではないかと思います。

( ・・) ~ ★彡

 

 

 

そしてそういう方達の中には、自分が無知で間違っていたと気付いても、エゴが邪魔して認めたがらないという方も非常に多く、又「自分が唯一正しいものを見ている者」と思いたいが故に、そのツジツマを合わせる為に、最後は自分で作った妄想の中で生きる様になる方々も、これ又大変多い様でございます。

\(◎o◎)/!

 

その様な場合は、その方の見ているものはエゴが創り出した世界=妄想というお花畑の世界なので、それを生み出した人には「事実」に見えていたとしても、他の存在に取っては事実ではない訳ですので、そういうカラクリに気付いていない者同士の間では、そこから又ややこしい争いや諍いが起こったりしている様でございます。

(◎_◎;)

 

ちなみにその妄想が軽症ならば、慈悲深い人間によって本人が「妄想だ」と気付かせてもらえるケースもありますが、重症の場合は戻って来られなくなる=精神を病んでしまうというケースも多々ある様ですので、

 

そういう方達が見ている世界は、健全な人間に取っては「事実ではない世界」として、クールに判断して良いと思いますし、それが心の健康の為の一番の対処法になるでしょう。

 

 

 

…と、色々述べて参りましたが、こうして色々考えてみますと、私に取って"エゴを削ぎ落とした人"とは、「自分の見えている景色(事実)も、相手が見ている景色(事実)も否定しない方」であり、

 

「自分を表現する為に、他者を利用する」「他者の表現するものに乗っかったり奪ったりして、我がもの顔をする」という様な、相手に対して敬意を払わない=品のない行為を全く必要としない、自立したカッコいい人達という事ですね~。

(*^^*) ~ ☆彡

 

 

 

そういう方達というのは、エゴが削げ落ちているからこそ持てる様になる、「他者を自分と同じ様に尊重する」「己も他者も傷付けない=自分も他者も大事にできる」というものを実践で身に付けて行かれた方々ですので、

 

結果そういう方達が、人として非常にエレガントに洗練されて行くというのは必然なのだと思います~☆彡

(*^^*) ~ ♡

 

結局「何の為にエゴを削ぎ落とす事が必要なのか?」と言うと、それは誰の為でもなく「自分を幸せにする為」という事に尽きると私は思っていて、

 

自分を幸せにする事ができて、初めて私達人間はお互いを認め合う事ができて、「自分以外の者とも幸せを共有できる」という事が可能になりますから、

 

それが「エゴを削ぎ落とす」事によって得られる世界という事であり、それこそが私達が欲して止まない"至福の世界"なんだろうなぁ~という事を、私は思うのでございます♡

(*^^*) ~ ♡

 

 

 

…という事で、今回のコラムは「言うは易し、行うは難し!」という、私達人間に取っては大変手強い「エゴ」に付いてでございました♫

☆_(_☆_)_☆

 

 

 

 

 

夜に向かう時間帯の公園というのも、なかなか乙でございます♡

(^^✿

 

 

 

この「エゴを削ぎ落とす」という行為は、他人から強要されたら私達は反発したくなるものですが、「そうする事は自分の幸せの為なのか~♫」と理解できれば、「だったら削ぎ落としてみようかな~♫」という気に、エゴの強い私達はさせられます!?(笑)

(^^ゞ

 

でも、そう!それで良いのじゃ~~~♫(笑)

(^ ^)v

 

…つうか、そうでもなければ、エゴの強い私達人間は、誰も削ぎ落とそうなんてしませんって!いやほんま。(笑)

(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;;;

 

ちなみにエゴは「削ぎ落とそう」とするよりも、「寄り添い意識する事で、上手に付き合う」方が上手く行くかもしれません。

 

そうしている内に「気付くと、自然に削ぎ落ちていた」というのが理想であり本物ではないかと、私は自分の経験上思います♫

(*^^*) ~ ♡

 

 

 

 

 

 

 |  コラム一覧 | 

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

natural & elegance

長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年