人生に必要な二つの視点(外側の世界と内側の世界) - 文化・芸術全般 - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
クラシックバレエ教師・振付家

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対象:文化・芸術

大園 エリカ
大園 エリカ
(クラシックバレエ教師・振付家)
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(クラシックバレエ教師・振付家)

閲覧数順 2024年04月19日更新

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人生に必要な二つの視点(外側の世界と内側の世界)

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最近私は好奇心から政治的な動画を観る事で、自分の中に観えて来るものがあります。

 

それは、私はこういうものを拝見しながらも、常に「私達の見えている世界はホログラムである」という視野を同時に持ってもいるからです。

(^^✿

 

 

 

私は数年前に、一時独学で初期仏教を勉強した事がありましたが、その時に印象深かったものの一つに、お釈迦様が弟子達に「政治には関わらない事(※覚者は政治に関わらない)」と諭されていたというのがありました。

 

これは「政治の世界に関われば、間違いなく否応なく私欲や強欲から生まれる欺瞞と疑心暗鬼の世界に入り込む」事になる為、

 

そういうホログラムにどっぷり浸かる事で、自分の外に見えている世界を現実と錯覚してしまうと、自分自身を見失い、確実に覚醒への邪魔になるというという事を、お釈迦様は深く理解されていた故の弟子達へのアドバイスであったと私は解釈しています。

( ・・) ~ ☆彡

 

 

 

これは最近の皇室にも言える事ですが、政治を始めそういう派閥争いを生む世界にどっぷりとハマってしまう方達というのは、非常に感情的になられる方も多く、

 

大体二つに分けると「闘争的にいつも苛々している人」と「自分の無力を感じながら、苛々したり失望したりの行ったり来たりを繰り返す人」という方達が殆どで、

 

自分の私情から「こうあって欲しい」という願望や信念から生まれる主観から、自分が支持するもの以外を支持する者を、お互いに怒りと憎しみで攻撃し合ったりする世界がありますね~。

 

そしてこれは見方を変えれば、「自分の見ているホログラムの方が正しい!」という不毛な主張を、お互い譲らず争っていると言えるのかもしれません。

 

 

 

そんな様相から私が窺がえるのは、(皇室等含めた)政治の世界が生み出す"人々の意識"というものです。

 

別の見方からしたら、それは今までこの世界を作って来たもの"そのもの"でもあるとも感じる、或る種の洗脳から生まれる"集団意識"という事ですね~。

(・。・;

 

きっと皆様の中にも、色々なものの見方を教えてくれる「自分の外の世界で起きている事を教えてくれる動画」などを観ながら、「では自分で一体何ができるか?」という事を考えたり、そこから来るジレンマに悩まされたりする方もいらっしゃるのではないかと私は思いますので、

 

それでは今回は、私自身が支持するOSHOのメッセージをお届けしようと思います♫

(^^✿

 

 

 

 

もっと愛に満ち、もっと健康になって、そしてハートから生きなさい。

 

 

【質問者】

 

OSHO,なにもかも申し分ないのですが、

第三次世界大戦が近づきつつあります。

 

あなたは「世界を変えようとしてはいけない」とおっしゃいます。

けれどもコミューンの門のすぐ外では、乞食の子が今にも飢えで死にそうになっています。

どうしたらいいのでしょうか? 

 

 

 

OSHO

 

私の提案はこうだ。

あなたが第三次世界大戦を防止できると考えてはいけない、

あなたが貧困を変えられると考えてはいけないということだ。

 

 

あなたが変えられるのは、あなた自身だけだ。

 

 

あなたの貪欲を捨てなさい、

あなたの未来を捨てなさい、

あなたのマインドを捨てなさい。

 

 

もっと愛に満ち、もっと健康になって、そしてハートから生きなさい。

そしてもしたくさんの人びとがそのように生き始めたら、

それこそが世界を変える唯一の方法だ。

 

 

世界を直接変えることはできない。

なぜなら世界は魂を持っていないからだ。

魂は個人のなかに存在する。

個人だけが変わることができる。 

 

 

あなたがたが溜め込み屋のままで…

貪欲で、暴力に満ちて、抑圧されて…いるなら、この社会が続くだろう。

そしてあなたは乞食に金をやることはできるだろうが、彼は乞食のままだろう。

 

 

なぜなら金は決してなにも変えはしないからだ。

私は百万長者でいてしかも乞食のような人たちを知っている。

彼らは、いくら持っていようがなにも違わない守銭奴だ。 

 

 

こんな話を聞いたことがある……。

ふたりのユダヤ人亡命者が、ジョン・D・ロックフェラーの家を通り過ぎたことがある。

「 わしにあの男の百万ドルがあったらなあ」とその内のひとりがため息をついた。

「わしは奴よりもっと金持ちになれるのに」 

 

 

「そんなの無意味だね」ともうひとりが注意した。 

「お前にロックフェラー氏の百万ドルがあったら、

お前は彼と同じだけの金持ちで、彼以上の金持ちなわけじゃないさ」 

 

 

「お前は間違ってる」と最初の男が主張した。

「わしがヘブライ語のレッスンの方もできることを忘れんでくれよ」 

 

 

乞食はやはり乞食だ。

ジョン・D・ロックフェラーの全財産を持ってまでも、

彼はもう一方でヘブライ語のレッスンをするつもりでいる。 

 

 

人は変わらない。

金では決してなにも変わらない。

もし自分が変われば、それはまったく別なことだ。

 

 

私は慈愛の心を持ってはいけないと言っているのではない。

私が言っているのは慈愛の心を持つのはいいが、

ただあなたの慈悲で世界が変わると思ってはいけないということだ。

 

 

そんなことを望んではいけない。

なんであれ与えられるものを与えたらいい、

分かち合えるものを分かち合いなさい。 

 

 

ただ愛の心からのみ分かち合いなさい。

政治的観点で、世界を変えるなどと考えてはいけない。

さもないと失望することになる。

 

 

そういうことは忘れてしまいなさい。

あなたはなんでも自分がしたいと思うことをしたらいい。

乞食に会ってなにか感じたのならそれをしたらいい。

自分がしたいと感じることをなんでもしなさい。

 

 

私は、なにもするなと言ってはいない。

ただ私が言っているのは、

自分が世界を変えているなどと思ってはいけないということだ。

なにひとつ変わるものはない。 

 

 

世界を変える唯一の方法は意識のレベルを変えることだ…

そしてあなたは、それをあなた自身のなかでしかできない。

ほかの誰にも、それを外側からすることはできない。

 

 

確かに、あなたが自分の意識の水準を変えたら、

あなたは人びとを変えるような、

彼らが知らずに変わってしまうような波動を生み出す。 

 

 

世界にはある別の雰囲気が必要なのだ…別の社会ではなく、別の空気だ。

別の霊的な波動が必要なのだ。

私が直接することに関心がないのはそのためだ。

 

 

私はあなたを社会の僕(しもべ)に、

宣教師に、なにかそういうものにしたくはない。

私はあなたが完全に利己的であることを望む。 

 

 

まず自分が誰かを知ろうとしなさい。

これこそが利己的であることの第一原理だ。

 

 

まず愛そうとしなさい。

これが利己的であることの第二原理だ。

他人を愛せるようになるほどに自分自身を愛しなさい。

 

 

そして利己的であることの第三原理はこうだ。

その瞬間を喜びに満ちて、祝いながら生きなさい。

そうすればあなたを通じてなにかが起こり始める。

 

 

あなたは引き金のポイントになる。

世界的プロセスが始まる。

 

 

 

 

 (※ポストカード より)

 

この水蓮の花は、なんて柔和で優しく美しいのでありましょうか~~~♫

(*^^*) ~ ♡

 

 

 

今回のOSHOのアドバイスは、多くの方が見失っている「自分の内側」を意識させてくれる、素晴らしいアドバイスであると私は感じます。

☆_(_☆_)_☆

 

「自分の内側を変える事なく、自分の外側の世界(※環境や人間関係)を変えるという事は不可能である」というのが、全ての人に言える真理であり、

 

つまりそれは「平安な世界を望むなら、自分の内面を平安に保つ事」が、自分の外側の世界を変える事のできる唯一の力だという事だと思います。

(*^^*) ~ ☆彡☆彡☆

 

 

 

私は自分の内面に自分で変化を起こした時に、人生の大どんでん返しが起きたという事を経験しているので、「外側の世界を変える」のは、自分自身の内側に在るという事は信じられます。

 

私達はそれぞれが「自分中心」の世界を持っており、それぞれに「自分の欲する世界を自分で作れる」というパワーを持っているのですが、

 

私達は無知で無意識(※洗脳からの集団意識)であると、そういう真実に気付けない=外側の世界を真実と思い込む様にこの世は仕組まれている様ですので、

 

無知から覚醒する事は、自分の為にも、自分の外側の世界の為にも必要で、とても大事な事だと私自身は思っておりますし、

 

究極は、それが色々な災害や事故から各自が自分を守る術にもなっているのだと思います。(※多くの方は、これを因果からの"運"とも解釈されている様です)

( ・・) ~☆彡☆彡☆彡

 

 

 

ま、いずれにしても、自分自身が消滅(=死)したら、自分の作ったホログラムというゲームも同時に終わると言われておりますから(※私達の人生は、シャボン玉の様なものとも比喩される方もおります)、

 

外の出来事に一々振り回されず、常に自分を客観視できる余裕を持ちながら、それぞれのゲーム(=自分の生み出した外側の世界)を楽しまれるのが、心の健康には良い様でございます♫(笑)

(^^ゞ

 

 

 

 

 

 

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舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

natural & elegance

長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年