- 川尻 秀道
- ラウンジグループ株式会社 代表取締役兼CEO
- 東京都
- MBA留学と起業のプロ
MBAでは、ケーススタディなどを通じてクラスメートとディスカッションを重ね、ビジネス力をつけていくことができます。
クラスメートは国籍、業種、育った環境などが異なるため、意見が合わなかったり、考え方、仕事の進め方が違い、それはそれは胃が痛くなるくらい苦労します。
でも、
でも、です。
MBAを取得したあとに実社会に出た人からすれば、MBAのディスカッションはまだまだ甘い、という意見もあります。
それは大学にはいないけど、会社にはいるある動物の存在です。
そこで、なぞなぞ。
会社にいて大学にいない動物はなあに??
それはビジネススクールにはいないけど、会社にはいる動物。
それは、Hippo(カバ)です。
Hippoは英語で「カバ」という意味ですが、
もう一つ別の意味があります。
“Highest Paid Person’s Opinion”。
つまり一番エライ人。
MBAのディスカッションは様々な考えを持ったクラスメートとのやり取りなので、それはそれで苦労しますが、基本的に「MBA学生」であり全員同じ立場です。上も下もありません。
しかしながら、実社会に出ると、そうはいきません。
会社は組織でありそこには多かれ少なかれ上下関係が存在します。
会社によっては、Hippoの存在が大きくディスカッションの余地がない場合もあります。
まあ、ビジネススクールにも偉そうなHippoがいるかもしれませんが、基本的には立場は一緒ですよね。
MBAでコミュニケーション力、ビジネス力をつけたとしても、実社会のHippoとうまくやっていく力が必要なんです。
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