トレーナーの育成におけるハードとソフトの関係

　こんばんわ

あっという間に11月も終わりが近づいており、2018年の終りも近づいております

　金曜日のR-bodyさんとの共催セミナーの後、土日は「Reformer for Motor Learning」の養成コースDay3＆4

  皆で「身体」や「運動」の仕組みにはじまり、様々な観点から学びを深めていきました

　月曜日に、スタッフ研修で話をしましたが、「スタッフの技術育成」において初めに行うべきことは「スマホ本体の性能」を上げる事

　現在は学びが多様化し、「どの様なアプリをダウンロードするか？」といった事も考えなければいけない時代なだけではなく、それぞれダウンロードした異なるアプリを組み合わせ、使いこなす能力が求められます

　最近のトレーナー業界で見られる現象は、初期のロースペックなスマホに最新のアプリをダウンロードしている感じなのかなと

  言い換えるとファミコンでプレイステーション３のゲームをやろうとしている感じ

  どちらも上手く起動せずに固まってしまうだけですよね

  この際に問題なのは、「アプリ」や「ソフト」ではなく、「本体の性能」の問題なのではないでしょうか？

　私の勝手な解釈かつ失礼な内容で恐縮ですが、分かりやすい例として書かせて頂くと、いわゆる「トップトレーナー」と言われる方は、基本的に本体の性能がもの凄くハイスペックです

※これは先天的にハイスペックという話では無く、圧倒的な量を積むことで後天的に上げているのだと解釈しています

　ハイスペックな本体を持っているので、いくつものアプリをダウンロードし、それぞれのアプリを適宜組み合わせながら活用をすることが出来ています

　しかし、本体のレベルがガラケーのままだと、そもそもスマホのアプリをダウンロード出来ないですし、ロースペックなスマホの場合、ダウンロードは出来るけれど、サクサクと使いこなすことは出来ません

  上記の場合、すべきことは「本体の性能」を高める事です

　それにも関わらず、実際の現場で行われていることは、本体の性能が低いままダウンロードしたアプリをやりこもうとしたり、他に良いアプリはないかと、他のアプリを探す事ではないでしょうか？

  それではかえって成長が遅くなってしまう様に感じます

　個人的に考える業界全体の問題点は、秀逸な「アプリ」を教えてくれる人や「アプリの使い方」を教えてくれる方は多くいますが、「本体の性能の上げ方」を教えてくれる方は稀有だということです

　「PCエンジンで任天堂Switchtのソフトをやろうとしたけど、上手くいかなかったよ」と友人が言ったら、「お前バカだな。そんなん当たり前じゃん」みたいなライトなツッコミをすることと思います

※個人的にはPC原人が好きでした（笑）

　しかし、業界内では上記のことが至る所で行われていて、必死になって「なんで出来ないんだろう？」となっている様に思えるのです

  それは単に努力の方向性が異なるだけではないでしょうか？

  先ずはというか、同時進行的に「本体の性能」を高めることをしなければ、最新のアプリは上手く活用出来ません

　それでは、「本体の性能」とは何なのさ？というと、BPPPの土台の部分だと僕は思っています

  専門家である以上、専門能力を高めるのは言わずもがなですが、この専門能力を効率的に高める為にも、この土台の部分が重要だと思っています

　なぜなら、この土台の部分が高ければ、自らどの様なアプリが重要なのかを取捨選択出来る「情報リテラシー」も高いですし、抽象度の高い思考や類推思考が行える為、具体レベルでは異なる学びを結び付けて、加速度的な成長を生むことが出来るからですね！

  その為、「本体の性能」を上げることに目を向けると、加速度的な成長に繋がり、より多くの機会が訪れるのではないでしょうか？

としお

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