かわいそう!? - 犬のしつけ・訓練 - 専門家プロファイル

中西 典子
DoggyLabo 
しつけインストラクター

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閲覧数順 2024年04月23日更新

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かわいそう!?

- good

我が家の愛犬、ロック9才は、糖尿病(他)を患っており、
定期的に病院に連れて行く必要があります。
本日は、血液検査の日でした。

前に、ポメラニアン 10ヶ月の子が診察されていました。
まだ若いのに、肝臓やら腎臓やらの数値が悪いとのこと。
血糖値も高いのだそうです。


飼い主さん:「うちの子は、甘い物が大好きなんです。
       アイスとか、カステラとか・・・」

獣医師  :「そういうものを与えてしまうと、
       今のこの子の身体に良くないです」

飼い主さん:「そうですか、かわいそうに〜
       うちの子は、本当に甘いものが好きなんです。
       もうあげられないなんて、かわいそう・・・
       主人の一番の楽しみでもあるんです」

私    :「・・・・・(○_○)」

私は、この幼いポメラニアンが、このまま甘いものを
食べ続け、糖尿病になってしまうことの方が、
かわいそう だと思うのですが。


時に、人間のエゴイスティックなこの種類の「かわいそう」が
問題行動の大きな原因になることがあります。

例えば、ケージに入れるのが「かわいそう」
ひとりで寝かせるのが「かわいそう」
だから一緒に寝たら、分離不安が強くなり、留守中に吠えてしまう。

ところが、マンションはペット不可!
追い出されることを心配した飼い主は、
なんとこの犬を安楽死させてしまったのです。
(2006' JAPDTカンファレンス アブランテス博士のセミナーより)


こんな、理不尽が、あって良いのでしょうか。