おはようございます、今日はかき氷の日です。
最近は質の良い氷でつくるお店が増えました。
粉飾についてお話をしています。
どんなに上手い粉飾をしても、資産負債には何かしらの痕跡が残りやすいことを確認しました。
具体的な項目について確認をしていきます。
まずは現預金から。
これは、一つの物語を創ってみるとすぐに分かって頂けるかと思います。
1.とある企業が「ウチは儲かっています!!」と喧伝している。
2.しかし、決算書をみてみると前年期末より当年期末の方が現預金残高が減っている。
3.借金の返済状況や、設備投資の状況に関して確認したが別段目立った動きはなさそうだ。
この状況を、皆様はどう感じるでしょうか?
普通に考えれば、儲かっているならばお金は増えるはずです。
もちろん、借入の返済を急ピッチで進めていたり、大規模投資をしていればその限りではありません。
しかし、上の例ではそんなこともありませんでした。
ということは、疑うべきは1.「儲かっています!」というところなのでは?となります。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
「経営」のコラム
気持ちよく、いきましょう(2021/01/11 07:01)
福利厚生、うまく使えればものすごく便利(2021/01/10 07:01)
生活費の事業経費化が可能ということ(やりすぎ注意)(2021/01/09 07:01)
福利厚生策の活用(2021/01/08 07:01)
結局、自分の希望する暮らしぶりに話が戻る(2021/01/07 07:01)
このコラムに類似したコラム
手元資金と借金 高橋 昌也 - 税理士(2020/05/04 07:00)
キャッシュ・フロー計算書 高橋 昌也 - 税理士(2018/07/26 07:00)
事例:設備投資等資金の準備 高橋 昌也 - 税理士(2023/10/10 08:00)
こんなときに黒字倒産が起こる 高橋 昌也 - 税理士(2020/07/03 07:00)
取引の二面性をもらさずに記録する 高橋 昌也 - 税理士(2020/06/07 07:00)