- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
-
03-5803-2500
対象:お金と資産の運用
今年初めてのブログなので、まずは、「明けましておめでとうございます!」
昨年の金融不安と違って、今年は実体経済や景気不安を抱きながらの年明けとなりました。
まず年明けに、私の目に飛び込んできた出来事は、あまり大々的には報道されませんでしたが、英国の高級洋食器ブランドである「ウェッジウッド」が経営破たんしたことです。
「ウェッジウッド」といえば、英国王室御用達の「高級陶器」として人気を博していたブランドです。
ところが、最近の安価な陶器が普及したことにより、急速に売り上げが減少していたようです。
1759年に創業された老舗が経営破たんしたことは、ちょっと寂しい想いもありますが、経営環境の変化に対応できなかったということなのでしょう。
今後、「ブランド名」や「技術」は残ってもらいたいとは思いますが、これが現実の“事業の存亡”だと思います。
また、オーストラリアの大手銀行においては、円建ての外債(いわゆるサムライ債)の発行にあたって、この時期なかなか資金を調達することができないため、何とオーストラリア政府の保証付きで債券を発行するようです。
欧米の金融機関や事業法人が「円」での資金調達を行う目的で、発行する“サムライ債”ですが、昨年の債務不履行問題などがあってから、シティをはじめ、発行を見送るケースが続いていました。
しかしながら、何としても資金調達を行いために、ついには政府保証を付けて発行することとなったようです。
私の知る限り、初めてではないかと思いますが、それだけ世界的に「信用収縮」しているということなのでしょう。
さて、このような厳しい年明けとなりましたが、第三者的に傍観(受動的)しているだけでは、何も変わりません。
時代が動く時は、今までのやり方や常識が変わる時でもあります。
その時には、必ず“ビジネスチャンス”、そして資産運用であれば“投資チャンス”が訪れます。
“The change is a chance.” なのです。
それを活かせるかどうかは、本人が能動的に動けるかどうかにかかっています。
自分自身の人生設計や中長期的な展望を踏まえた上で、今年一年の動向を考え、きっちり計画、そして実行していきたいものです。
さて、昨日今年最初のメルマガを発行しております。
「2009年のマーケット・市場動向」を私なりに解説していますので、宜しければご覧ください。
http://archive.mag2.com/0000121186/index.html
では、今年も良い年となりますように。
前を向いて、頑張っていきましょう!
このコラムの執筆専門家
- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
世界中の優良ファンドを用い、貴方だけの運用プランを提供します
信頼性や人間関係を重んじながら、「海外分散投資」のコンサルティングにおいて、“末永く”お客さまをサポートしたいと考えております。単なる金融商品の紹介ではなく、お客さまの「人生設計」に合った“あなただけのオリジナルプラン”をご提供いたします。
03-5803-2500
「よもやまブログ」のコラム
「日本の人口推計」(2023/10/05 17:10)
「2022年のマーケット・経済予測」(2022/01/20 16:01)
“今日の数字”「40年債」(2020/08/28 18:08)
“今日の数字”「世界2位と3位」(2020/08/06 15:08)
“今日の数字”「1兆2000億ドル」(2020/07/30 15:07)