昨日起こった大阪府北部の大地震。
私は昨日の朝に、ネットのニュースで「大阪地震震度6」という文字を目にした時に、一瞬何の事を言っているのか分からないというぼんやりとした感覚の後に、
朧げに7年前に自分の身近で起きた東日本大震災が発生した時の瞬間や、その後の各地域の被害状況に応じ、生活する上での不便な制約を受けた事などが、頭の中にボォ~と浮かんで来ました。
(※幸い我が家では、台所で洗って置いていたお皿数枚がシンクに落ちて割れたり、戸棚に飾っていた陶器が二つ床に落ちて一部が欠けてしまった以外、大きな被害が出るという事はありませんでしたが…)
今回の地震は、以前から懸念され続けている南海トラフ巨大地震にも繋がっているという見方もありますが、いずれにしても、最近の世界的な自然災害や異常気象などの流れを観るにつけ、「私達は何という時代に生まれているのだろう!」と、不本意ながら私は思います。
自然災害は霊的なもので、私達人間のネガティブな集団的想念が引き起こしているという説や、人口地震説など「陰の支配者が予め計画的に仕組んだもの」とする説など、巷ではあらゆる憶測が飛び交いますが、
いずれにしても、私達は「明日は我が身」という事を常に視野に入れながら、日々の生活に感謝する心を持つという事を忘れてはならない様に思います。
今回の震災で被害に遭われた方達を思うと、私は大変心が悲しくなりますが、それでも私達人間は前を向いて歩き続けなければならない宿命があります。
どうか一日も早い回復と復興を、心よりお祈り申し上げます。
大園エリカ
大きな鳥が何かを叫んで訴えている様な写真。
これは4・5年前に、何故か空の写真ばかり撮っていた時に撮影したものですが、この写真が撮れた翌日に、埼玉で大きな地震が起きたのを覚えています。
この写真は、欲深で愚かな人間達に破壊され続けて来た地球が「今、悲鳴を上げている」というメッセージに私には感じられた、不思議な雲の写真です。
このコラムの執筆専門家
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年