話題の映画「万引き家族」をエニアで解説〜番外編
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午前は妻と六本木映画デート。
ランチはままならず。
う〜む。
一回も泣かなかったのは一瞬も目が離せなかったから。
カットや台詞の一つ一つ、好きな役者たちの演技に魅せられたからで。
【エニア妄想映画批評】
是枝監督はタイプ5の6だと思う。
エニアグラム・タイプ5はどんな人達か?
セクシャル−自己保存では?
5をさらに感情型と思考型に分けると、感情型の5。
この人が黙ってると8にも見えたがエネルギーは内向型の人。(youtube)
不器用なはにかみがあるし、密かな傲慢さも垣間見える。
監督自身が「家が主役だ」と話してました。
生まれた家の中で居場所がなかった人達が引き寄せられてくる。
愛と安心を与え合う関係性がテーマなのだ。
そこを深く狭く掘り下げたかったのだ。
そこに血のつながりも本物か偽物かは関係ない。
貧困問題、虐待、年金問題はモチーフの一つに過ぎないのだ。
間違っても優しさを持ち寄ったわけでも、贅沢したさの金目当てでもなく、ただ5にとってのリアルな現実と恐れがあるだけだ。
その証拠に登場人物達のニーズは最小限に抑えられている。
性欲さえも。
情欲、いや間ちがい、情動を持て余したような安藤サクラの演技は絶品。
リリー・フランキーのちゃらんぽらんな役作りも。
「無力で無能な者」(5の潜在的な恐れ)がこの資本主義社会で生きていく手段はなんだろう?
手っ取り早いのは万引きでは?
背に腹はかえられぬというべきか。
先に気づく注意力と全体を見渡す冷静さが必要だ。
この能力は正に5の過集中。
判断力・行動力の無さは連係プレーで補えば良い。
「店の商品はまだ誰の物でもない」大人の合理的な論理が、思春期に目覚めた少年の咄嗟の反抗で綻び、関係性は崩壊する。
「妹」への愛なのだが。
いや、「親」への愛なのか。
見えない存在、見えない心の痛み、ガラス越しの疑似恋愛、聴こえない独り言。
究極は見えない花火を擬似家族達が軒下で見上げるシーンなのだが、ここが唯一泣きそうになったし、ちょっとだけ泣いた。
あの横並びが5には堪らなく居心地が良いのだろう。
5の人間関係の理想形に違いない。
5には集団の中で自分が見えない存在として扱われた悲しみがある気がする。
観念が先でそういう現実を創り出したというべきか。
自らそれを求めたりもする。
透明な存在への憧れも。
親密さへの愛に目覚めた人が創った映画だと思う。
元々、親と心の距離があった人でなければこんな映画は撮れないだろう。
(と思うのは私だけか?)
(敬称略)
リリー・フランキーは7。
安藤サクラと樹木希林は8。
松岡茉優も7。
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