相談に至る経緯
祖母が一昨年に亡くなり、相続税の申告を税理士さんに依頼しました。
相続財産の中には、資産価値はあり家賃収入もあるアパートがありましたが、
その入金額の約9割が銀行ローン返済になっていて、管理費や固定資産税などを加味すると、資金繰りは赤字でした。
相続したアパートという事もあり、築年数も20年位は経過していることから
空室対策も必要ですし、空室が出てしまうと貯金を取り崩すこととなります。
このような状況を税理士さんに相談したところ、
「アパートローン」専門のFPさんをご紹介して頂きました。
相談前の状況
税理士さんにご紹介頂いたのですが、自分でもできると思い、まずは自分で近くの銀行に相談に行ってみました。
でも、土地の所有関係が複雑な事もあるのでしょうか。
良い返事は貰えませんでした。
そこで、あらためて「アパートローンの借り換え」を専門にしているFPさんにお願いすることとしました。
≪借換え“前”のローン状況≫
・ローン残高:約2200万円
・ローン期間:4年8ヵ月
・返済月額:約45万円
≪借り換えの希望内容≫
・毎月の返済額の低減
・屋根や壁の防水塗装等の修繕費用の調達
・会社勤めなので、できる限り自分の代わりに全面的に動いてほしい
・現金の持ち出しを極力無しでお願いしたい
アパートローン借換えの効果
≪借換え“後”のローン状況≫
・ローン残高:約2700万円
・ローン期間:10年0ヵ月
・返済月額:約23万円
≪アパートローン借換えのメリット≫
※ 大規模修繕の費用も含めた融資金の調達に成功
※ 返済期間の延長と金利も下げられた為、返済月額を約半分に
※ 資金繰りが大幅に改善
※ 銀行返済が軽くなったので、空室が出ても対応可能
※ 大規模修繕もできる事となったので、今後の入居者募集もし易くなった
※ 持ち出した現金はゼロ円でした
≪アパートローン借換えのデメリット≫
・ ローン返済期間の延長により、銀行へ支払う利息額は増えました。
・ しかしながら、このデメリットをメリットが大きく上回りそうです。
依頼した感想
今回、借り換えを行うにあたって、様々な手続きや書類を取りに行ったりする必要があったが、代行してくれたので大変助かりました。 借換え先を探すに際して、なかなか金融機関が見つからなかったですが、ねばり強く複数の金融機関と交渉してくれて、結果的に、良い条件で借り換えができてよかったです。 (それなりに時間がかかってしまいましたが、しょうがなかったと理解しています。)
大変お世話になりました。 ありがとうございました。 |
東京都世田谷区 S 様
イニシャルでの掲載許可をありがとうございます。
アパートローンの借換えは、住宅ローンの借換えと比べると数段困難ですが、
それでも、良い結果を提供できて、私たちスタッフ一同も喜んでいます。
ご依頼をありがとうございました。
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《貸金業登録》
ローンの借り換え・銀行交渉を事業として行うには、貸金業免許の取得(金融庁への登録)が必要ですが、
弊社は、金融庁登録済み[千葉県知事(1)第03882号]のFP事務所ですので、安心してご相談ください。
無登録で行うと「10年以下の懲役」か「3,000万円以下の罰金(法人は1億円以下)」が科されるようです。
弊社は「住宅ローン・アパートローン」に関して、法律を正しく遵守したいFPや税理士さんからのご依頼も多数ある、「融資媒介を業とする」FP事務所です。
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