後悔だけはしない方が良いと思うようになりました。

あれから7年が経とうとしております。

皆様も色々と想うところはあると思いますが、私はその後歳を重ね

いずれ人生の幕は下りる。。。それが30なのか100なのか。。。

でも、それは突然かも知れない・・・とも思うようになりましたね。当たり前ですけど。

3月11日はそんなことを思い起こす日・・・と言った方が良いかもしれません。

普段は全く考えることもないのですが、1年でこの日だけはそう振り返る

ことにしていますよ。

前にも書いたかも知れませんが人は人生の最後にその人生を振り返ると、あの時

勇気を出してああしていれば良かった、こうしていれば良かった・・・とか

思うのだそうです。

今だと何となく分かるような気がしますよね。

人を裏切ったり、傷つけたり、周りに反対されてやりたいことが出来なかった

他人の目を気にしてやりたいことが出来なかった。

自分が本当にしたかったこと、本当にしたかったけど怖くて安全な方を選んで

しまったなどなどと、その内容は多岐にわたりますが、まあ全く後悔のない人は

居ないとも思いますけど。

やりたかったことを反対されてやらなかったという後悔もあるでしょうし、最終的に

嘘をついて他人を陥れてしまったような後悔ということもあるでしょう。人によって

いろいろな後悔があると思います。

ある程度歳を取って人生の幕が下りる覚悟ができるとは限らず、突然何の前触れもなく

幕が下りることもあるということも考えるようになりました。

病気で余命を知るなど・・・悔しくてもその幕は何をしても強制的に下ろされてしまうことも。

自分のことは自分が良く分かっているということもあるのですが、自分だけでなく周りも

よく見るというようにもなりましたね。

こんな時どうするのかな？誠実な対応をするのかな、そうでないのかな・・・など。

こんなことも最後に出てくるのかな？何て思ったりもします。

それぞれ自分の中にあるものが出てくるのか分かりませんが、小さい頃やったイタズラ

が大事になってしまったとか自分でしか分からないこともありますからね。

もちろん大人になってのことでも自分しか分からないこともあるでしょう。

もし、自分が嘘をついてもバレバレで相手が全てお見通しだったら・・・と考えると誠実で居たい

と思いますよね。

まあ、自分が思っている以上に皆に見られているものですけどね。

そんなことも死ぬ間際に思い出すのだろうと私は捉えていますよ。

あの日は多くの方が何の準備もなく突然その幕が下ろされた訳ですからね。

自分がいつその立場になるのか分からないですけど、逆に言えば気が付けばいつでも

後悔しない修正ができるということもありますよね。

誰にでもやってくる最後の日。

あの災害から自分が学んだことは、最後のこの日精一杯頑張ったと思えるように日々を過ごし

たいと思うようになったということでしょうかね。

最後を知っている訳ではないのですが、最後は良いことを見たいですよね。

あの世にお金を持って行ける訳じゃありませんから、最後はこころの部分なのでしょうか。