オリンピックが始まり、連日世界のトップレベルの競技を観て楽しんでいます。私は長野オリンピックの開会式とスピードスケート、フィギュアスケートを生で観たのですが、もう20年も前のことなんですね。。
さて、きのうフィギュアスケート男子で日本人が金・銀という初の快挙を成し遂げました。そのなかで、私がいちばん印象に残ったのは、羽生選手が「難易度を下げて、今の状態でベストの演技ができるプログラムに変更した」という発言です。
これは、かつて巨人軍の松井秀喜が「今のベストを尽くす」と言ったことと同じで、そのときどきでコンディションや環境は変わるものだから、常に同じレベルを求めるのではなく、そのときのベストを尽くすことが大事だということです。
私たちは、ついできもしないパーフェクトを実現させようと無理をして結局ベストも出せないジレンマに陥りやすいですが、それは欲張りすぎなんです。
世界一の人でさえ、今の自分のベストをいかに引き出すかに意識を向けているのですから、私たちも謙虚になって、今の自分の状態を冷静に把握し、柔軟に対応できるようになりたいものです。
追記:つい今しがた、女子スピードスケート500Mで小平奈緒選手が金メダルを獲得しました。すごくかっこよかったですね。おめでとうございます
このコラムの執筆専門家
- 藤井 雅子
- (東京都 / 心理カウンセラー)
- メンタルエステ ココロの部屋
カウンセリングはココロのエステ
自分を好きになれない、自信がない、思ったことを上手に表現できない、人目が気になって仕方ない、不安やイライラで毎日が楽しくない、甘え下手・・でもどうしていいかわからない、そんな悩める女性たちを心から応援します。ぜひ一度ご相談ください。