お金という視点で蓄電池を考えてみましょう - 太陽光発電・太陽熱温水器 - 専門家プロファイル

株式会社和上ホールディングス 代表取締役
大阪府
住宅設備コーディネーター

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:住宅設備

福本 陽一
福本 陽一
(住宅設備コーディネーター)
大原 勤
大原 勤
(インテリアデザイナー)
松林 宏治
(住宅設備コーディネーター)
松本 秀守
(住宅設備コーディネーター)

閲覧数順 2024年04月23日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

お金という視点で蓄電池を考えてみましょう

- good

  1. 住宅・不動産
  2. 住宅設備
  3. 太陽光発電・太陽熱温水器

最近は家庭内のエネルギー消費が制御されたスマートハウスや電力を作り出す設備が設置されたゼロエネルギー住宅の「ZEH(ゼッチ)」などを耳にしたことがある方は多いと思います。
一昔前まで電力といえば電力会社から購入するものというイメージでしたが、最近では、災害への防災意識の高まりなどによって電力会社に頼らずに、独自に電力を作り出して住宅内で使用することを考える人が多くなってきています。

そんな電力を電力会社に頼らない、電力料金の軽減を実現する機器として太陽光発電システムと蓄電池の組み合わせがあります。
太陽光発電システムでは、太陽光発電パネルに太陽の光があたることによって電力を生み出します。そして蓄電池は電力を蓄えることができます。太陽光発電システムと蓄電池の相性はよく、ふたつをうまく利用することによって住宅内の電力利用に自立性を持たせることができるのです。 

例えば、昼間、太陽光発電システムで電力を作り出し、余った電力を蓄電池に貯めておけば、それを夜間に利用することによって電力料金を軽減することができます。また電力料金が安い深夜に蓄電池を充電して使用することでも電力料金の軽減につながります。
長時間の停電が発生しても電気を作り出し、それを効率よく使うことができる太陽光発電システムと蓄電池があれば、停電の間も住宅内の電化製品等を利用することができます。

そんなメリットの多い太陽光発電システムと蓄電池ですが、それぞれの装置の金額が高額というところがネックといってもよいでしょう。太陽光発電パネルは普及によってひと昔前に比べて大きく金額が下がっていますが、蓄電池は機能や種類によって金額が大きく異なり、住宅内の電力を賄うものになると100万円以上の金額になります。
そのため太陽光発電システムと蓄電池の両方を導入する場合は、大きな費用がかかってしまいます。

そんな太陽光発電システムと蓄電池の導入でうまく利用したいのが補助金制度です。国や地方自治体の補助金制度を利用することによって、費用を軽減することができます。
このように、太陽光発電+蓄電池という導入パターンの場合は、それぞれの単体で考えるより総合的な損得勘定を考える必要があります。
和上ホールディングスではこの組み合わせのベストマッチを常に考えており、ケースバイケースとなる個々の事例において最適な提案を心がけています。 

 |  コラム一覧 | 

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(大阪府 / 住宅設備コーディネーター)
株式会社和上ホールディングス 代表取締役

太陽光発電とオール電化を追及するプロフェッショナル

私たちは太陽光発電・蓄電池・オール電化のご相談、お問合せを全国から頂いており、その数は年間1000件以上にもなります。業界の動向や評判、お悩みのひとつひとつにお答えできる情報を発信し、全てのご家庭、そして地球環境に貢献したいと考えています。

このコラムに類似したコラム

電力不足と計画停電 齋藤 進一 - 建築家(2022/03/23 07:00)

電力への依存がますます高まる時代、停電への備えはここまできている 石橋 大右 - 住宅設備コーディネーター(2022/01/10 12:34)

住宅エネルギーの先読み 齋藤 進一 - 建築家(2021/08/18 09:35)

蓄電池の雄、パナソニックのシステムについて 石橋 大右 - 住宅設備コーディネーター(2018/06/19 22:00)

蓄電池を設置している場合の売電事情 石橋 大右 - 住宅設備コーディネーター(2018/04/15 17:00)