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閲覧数順 2024年04月24日更新

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めまいやしびれから年明けにレディースクリニックで受けた検査の結果、脳と子宮には問題なく、ホルモンの数値から閉経間近で更年期の症状だろうとのことでした。対処法としては、漢方か大豆サプリメントを勧められ、まずは漢方で様子をみることにしました。

 

2017年11月に、眠れないほどの激しい胸焼けが続き、胃カメラで逆流性食道炎と診断され、薬で落ちついたと思ったら、お正月にめまいとしびれでMRI、ホルモン検査、ついでに子宮癌検査。いずれも検査2週間後に結果ということで、待っていた合計1ヶ月はとても不安でした。

 

私は普段ネットの検索機能をとても重宝しているのですが、今回ばかりは情報過多が徒となり、ネットの功罪を考えさせられました。

 

なにしろ、次々に関連情報がでてくるので、調べていくうちに私はどんどん一人で重病人となっていき、この1ヶ月、各種の不治の病を疑い、その都度覚悟を決めるに至ったのでした。

 

一般的な不安の対処法は、問題解決に向けた行動を起こすことなので、検査を受けたことは適切だったのですが、結果がでる前に専門家でもないのにあれこれ調べすぎたのは、明らかにやりすぎでした。不適切な行動で不安を大きくする悪い例の典型です。

 

今回は体調不安でしたが、不安のしくみはどんな不安でも同じです。

 

情報ばかりに頼っていたずらに不安を大きくしないように、なるべく早く第三者や専門家などの客観的な判断や意見を聞いてみましょう。情報収集はそのあとでも遅くありません。

 

不安が強いときは、たいてい不適切な方向で考えすぎ、頭でっかちになっています。

 

これを修正するには、適切な方向で考えられるような行動を起こすこと。今回なら、病院へ行って専門家の判断を仰ぐこと。私は医者じゃないのだから勝手に診断しないこと。唯一できるのは、最悪の事態に備えることで、身体の不調なら死を覚悟し、人生を見直すことかな。

 

実際、私は今回のことで、ピンピンコロリや美しく納得した最期はかなり諦められました。できれば避けたいけど、醜い最期でも仕方がないと思えるようになりました。一人で生きていくために大事な心構えができたのはよかったと思います(やや負け惜しみ)。

 

一方、病院や検査は気が重かったけれど、結果がわかって不安が減り、スッキリしました。特に、脳のMRIで異常がなかったことと、ホルモン検査で更年期障害が確定したことで症状は変わってないけど不安はほぼ解消。内診で、子宮筋腫のサイズダウンがわかったのも安心↑。

 

とにかく、不安なときは建設的な行動と備えを。そうすれば、あとは「なるようになるしかない」の境地になれます。一人で難しいときは、どうぞカウンセリングを利用してくださいね。

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