おはようございます、今日はシャンソンの日です。
この秋に初挑戦をしましたが、中々に面白い体験でした。
設備投資と周辺事情についてお話をしています。
特別償却と税額控除について、それぞれどんな内容なのか簡単に触れました。
両制度については、選択適用です。
両方取りをすることはできませんので、どちらか一方を選ばなければなりません。
では、どちらの制度のほうが有利なのでしょうか?
中小事業者の現場によって、一概に正解は決まっていないのですが・・・
ここでは一般的な回答として。
短期的な節税効果が高いのは、特別償却だと言われています。
30%を経費にできるという効果はそれなりに大きく、こちらを選んだ方が適用時点での節税額は大きいことが多いです。
ただし、特別償却はあくまでも経費の前倒しでしかありません。
適用期において大きく経費を出してしまうわけですから、翌期以降に持ち越せる経費は減少します。
その点、税額控除は完璧なるボーナスポイントです。
短期的効果は特別償却よりも低いですが、長期的にみればコチラの方が圧倒的に優れています。
というわけで、短期的な効果を狙うなら特別償却、総合的なお得を取るなら税額控除の選択が無難です。
ただし、留意点もあります。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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