風邪をひいている人が多くなりましたが、みなさまお変わりないでしょうか。私は先月生まれて初めて胃カメラを体験しましたが、おかげさまで元気にしております。
さて、毎月10日頃発売の雑誌『PHPスペシャル』に連載している「働く女性のための相談室」。
19回目のお悩みは、「このくらいで」などのあいまいな指示がよくわからないというもの。
こういうことってありますよね。
私はかつて法律事務所に転職したとき、初日に「期日請書、適当に作って出しておいて」と言われ、「キジツ??? 適当にって言われても・・・」と軽いパニック状態になったことがあります。今思えば、本当に簡単な文書作成だったのですが、まったくの未経験で基本的な用語も知らなかったので、何を指示されたのか、誰に何を聞いていいのかもわかりませんでした。
「適当に」の他、「急ぎで」「急がないから」「いつでもいいから」など、あいまいな指示は誤解や混乱を招きやすいものです。
さまざまな経験で学習したので、今の私はあいまいな表現をされたときに、「ごめんなさい、それ具体的にはいつ頃までのイメージでしょうか」のように、数字や相手の意図などをためらわずに確認することができるようになりました。
しかし、今も、よくわからないけど相手にすぐに確認することもできないという人は少なくありません。
たいてい、「こんなこともわからないと言うのは恥ずかしい」とか、「こんなこと聞いたら相手が機嫌を損ねるんじゃないか」、「忙しそうでいつどう聞いたらいいかわからない」などと考えて、グズグズしてるうちに結局うまくいかずに怒られたり自己嫌悪に陥ったりしてしまうのでは。
じゃあどうしたらいいかと言えば、あいまいな指示は確認していくしかありません。もともとは、指示を出すほうが、あいまいな表現を使うことが問題なのです。だから、遠慮しないで堂々と確認していいんです。ということで、詳しい確認のしかたは発売中の雑誌をご覧くださいませ。
個人的なご相談は メンタルエステ ココロの部屋でお待ちしています。年内は29日(金)まで営業しています。お気軽にどうぞ
このコラムの執筆専門家
- 藤井 雅子
- (東京都 / 心理カウンセラー)
- メンタルエステ ココロの部屋
カウンセリングはココロのエステ
自分を好きになれない、自信がない、思ったことを上手に表現できない、人目が気になって仕方ない、不安やイライラで毎日が楽しくない、甘え下手・・でもどうしていいかわからない、そんな悩める女性たちを心から応援します。ぜひ一度ご相談ください。