- 菱田 剛志
- 株式会社グローバル商事 太陽光発電システム「見積工場」 代表取締役
- 神奈川県
- 住宅設備コーディネーター
対象:住宅設備
- 松林 宏治
- (住宅設備コーディネーター)
- 松本 秀守
- (住宅設備コーディネーター)
太陽光発電については、kW当たり10万円上限は100万円とのことです。申請書類等もすでに出ており、素早い対応ですね。下記URLをご覧ください。
http://www.tokyo-co2down.jp/c2-katei/k5/k5-01.php
設置については、要綱などを詳しくお読みいただくのが一番ですが、20年の4月1日以降が東京電力との電力受給開始日・工事が完了ということで、着工届けなどは必要なく、補助金交付申請書(兼設置完了報告書)を一回だけ提出といことでかなり簡素化されて事務処理も若干軽減されてよろしいのではないでしょうか。4月1日に受給開始・工事完了ということは、東京電力さんとの協議などで結構時間がかかる可能性もありますので、4月以前に工事に着工してもよいのでしょうね。
国の補助金と決定的に違うところは、設置後10年間の各家庭での自家消費分の環境価値を東京都環境整備公社に対して、公社は証書化された環境価値を企業などに売却して収入を得ることになります。そこで回収した財源をさらに23年度以降の太陽エネルギー利用の拡大に利用するということで、スキームとしては持続的な普及政策と言えるのではないかと思います。
ただ、自家消費分の環境価値を測るために売電メーターの他に自家消費分を計測するためのメーターを設置する必要があります。費用的には工事費などを含めると4〜5万円程度の自己負担が必要になるのかな?などと思われます。とにかくkW10万円の補助金を考えればそんなに大きな出費ではないと思われます。
とにかく、東京都の太陽光発電の設置は国や市町村との補助金との併用もできますので、かなり設置は増えるのでしょうね。