
- Dr.TSUBAKI
- ティースアート ティースアート代表
- 東京都
- 歯科医師
-
03-3541-3514
対象:矯正・審美歯科
- 東海林 貴大
- (歯科医師)
FAPホワイトニングは1995年に日本歯科審美学会で発表されたホワイトニング方法です。当時はpH4程度の過酸化水素の液に粉を混ぜて歯に塗布していたホワイトニング方法が主流だったため、ホワイトニング後の脱灰が懸念されていました(とはいっても、通常の飲食でもお口の中のpHは3程度になるため、ホワイトニングは通常の飲食のリスクと変わらないといわれています)。
脱灰した歯は、表面がざらつき、脱灰時は着色しやすい状態になります。しかし通常は唾液によって、30分程度で再石灰化という現象が起こり、歯のざらつきもなくなります。
FAPホワイトニングは過酸化水素にリン酸、フッ素、ハイドロキシアパタイトを配合、再石灰化を促しながら徐々に歯を白くしていきます。これによってホワイトニング時の脱灰を防ぐことができます。
欠点は1回ごとの効果が弱いことで、十分に歯を白くするには数回〜十数回の施術が必要な場合があります。
現在ではホワイトニング剤のpHが中性に近くなっていますので、ホワイトニング時にも脱灰はしませんし、以前のpHの低いホワイトニング剤でも、ホワイトニング直後にフッ素を塗ることで、脱灰を防げることが分かっています。
現在のホワイトニングは、FAPホワイトニングと同様に、歯を脱灰することなく歯を白くすることができるようになっています。
このコラムの執筆専門家

- Dr.TSUBAKI
- (東京都 / 歯科医師)
- ティースアート ティースアート代表
米国の最先端ホワイトニングを日々研究、提供しています
日本で最初のホワイトニングサロンを銀座にオープンさせて以来、講演活動などを通して国内のホワイトニングを牽引しています。常に新しい技術を習得することを心がけており、年2回アメリカの審美学会に出席、日本人の歯を白くすることに貢献しています。
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