鬱で苦しんでおられる方へ私からのメッセージ - 文化・芸術全般 - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
クラシックバレエ教師・振付家
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鬱で苦しんでおられる方へ私からのメッセージ

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今回も前回同様、ネット被害に遭われた方へ私から送らせて頂いたメッセージです。

この被害者の方は、この騒動の前から鬱を患われているとの事でしたので、以下の様なメッセージになりました。(※この記事の為に、加筆修正しています)

☆_(_☆_)_☆

 

 

【私からのメッセージ】

 

ヒステリーと鬱の原因は、実は根本は同じです。

 

ヒステリーは「怒り」が外に向いた状態で、鬱というのは「怒り」が内に向かう状態です。つまりどちらも原因は同じだという事ですね。



鬱というのは自分を自分で責め立てる罪悪感であるとか、自分を好きになれない自己否定というものが根底にあり、それが酷くなって気を病んでしまうのが鬱という症状なのです。

 

怒りが外に発散できればまだ良いけれど、誰かさんの様にヒステリーまで行ってしまい、他者に被害を及ぼしたり迷惑をかける様なレベルまで行くと、それは「自分を見失った」という、やはり気を病んだ状態になります。

 

鬱になる方というのは、心が優しくて誠意があって、責任感が強い人が多いというのはご存知ですか?

 

心の優しい人というのは、人を責めずに自分を責めてしまうからなのです。基本とてもお人好しである故に、全部自分が他人の分まで背負ってしてしまうからなのです。でもそれは「他者の為に自分が犠牲になっている」という事であり、実はそれは「自分を大事にしていない」という事に繋がります。

 

多くの方が勘違いしてしまうのは、「自分が考えている事が心」だと感じてしまう事で、そこから無意識の怒りが生まれているのです。それが外に向かえばヒステリー、内に向かえば罪悪感や自己否定になります。

 

「犠牲から来る我慢=自分を大事にしない行為」というものは、結局遅かれ早かれ、いずれ「自分の中で怒りに変わるもの」であるのです。その怒りが内に向かうのが鬱という大変苦しい病気なのです。

 

喜びの伴う奉仕と違い、犠牲というものには必ず"我慢"というものがセットになっていますが、我慢という自分を犠牲にするものは、やがて怒りに変わるものなのです。

 

心に一番毒となる怒りは、後悔や罪悪感です。
本当は持たなくて良いものを持ってしまうのは、思考の幅が狭い事から来ています。つまりどんな時でも、誰に分かってもらえなくても、「自分は常に自分のベストで生きて来た」という視野です。

 

自分の人生を一番理解しているのは、自分自身しかいません。
もし貴方様が後悔や罪悪感や自己否定などというものを中にお持ちならば、それを思い出し、常に「自分のハートからした行為」であると、ご自分を信じて差し上げて下さい。

 

そこに「世間から見られる自分」というものは関係ないのです。

 

自分が自分の一番のベストフレンドになってあげて下さい。
それが鬱を治す一番のお薬です。

 

ちなみにこれは貴方様の事ではなく一般論なのですが、私から観えるこの世では、罪悪感や自己否定を持った人間で溢れています。そして多くの方達は「自分の内面(思考や心)を観る」という事がない故に、その自分の内面を他者に無意識に投影してしまうのです。

 

そういう方の特徴は、相手によって「異常に他者を崇めてへつらう」反面、「他者に謝らせたがる(罪悪感を持たせたがる)」という心の癖を持っています。

 

そういう行為の裏を返せば、「全て自分の内面の現れ」という事であり、つまりそういう方達は「人から見て善い人間になろうと頑張る事で、無意識に"我慢"しながら生きている = 自分を偽って、自分で気付かずに"我慢"して、偽善的に(自分を蔑ろにしながら)生きている」という人間に多い行為です。

 

特に日本人は(・・・って、私も日本人ですが。笑)我慢して生きておらえる方が大変多い様です。

 

ちなみに、能動的な"忍耐"というものと、"我慢"というものは、似て非なるものというのもあるのですが、長くなりますので割愛させて頂きました。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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カテゴリ このコラムの執筆専門家

(東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

natural & elegance

長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年