フィットネス産業ってなんだ!?〜トレーナーの偏った価値観と危険性〜 - 各種のヨガ・ピラティスレッスン - 専門家プロファイル

Style Reformer 小林俊夫
Style Reformer 『猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」』代表
東京都
ピラティスインストラクター

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福島 多香恵
福島 多香恵
(ピラティスインストラクター 社会福祉士)
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閲覧数順 2024年04月24日更新

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フィットネス産業ってなんだ!?〜トレーナーの偏った価値観と危険性〜

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 こんにちわ

 

昨日、定例の?TOTの方々が集まる飲み会があり

 

その会話の中で、色々と考えることや

 

考えが強化をされたことがありました

 

 

 皆様にもシェアさせて頂きたいな~と思っていた所

 

本日ブログを開いたら、

 

昨日の内容に以下のご質問(コメント)を頂戴致しました

 

------------------------------------

 

クライアントが0になるまではやり続けるというのは経営者としては賛否ありますね


店舗あるなしに関わらず
これからパーソナルトレーナーの廃業が
どんどん増えるのではないでしょうか
いくら、ビジネス力、専門力、伝え方を身につけても10人中9人は必要としてないような小さな市場で生き残るのは困難に思えます


やはり富裕層を対象にすべきでしょうか?

 

-------------------------------------

 

 どなたがお書きくださったのか?が分からない為

 

日頃、その方がどの様なことをお考えかが分からないこと

 

 

 また、この方の今回の質問を書こうと思った思考における

 

前後の文脈が切り取られている為

 

この文章からしか判断が出来ないのですが

 

シンプルに上記の質問に対して

 

僕の考えを書かせて頂きたいと思います

 

 

 さすがに34ちゃいになったばかりの大人ですので(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

公開処刑みたいなものがしたい訳でも

 

その方の人格を否定したい訳でもなく

 

僕はこう考えていますよと捉えて頂き

 

何か少しでもお役に立てば幸いです

 

 

 大きくは2つあり

 

1、「トレーナーとしての在り方」 と「トレーナーとしてどの様な価値を社会に(誰に)提供をしていきたいのか?」

 

2、自分達の市場をどの様に定義付けるのか?

 

 

 前者から見ていくと、結論として書かれている

 

「富裕層を対象にすべきでしょうか?」ということですが

 

これは「トレーナーとしてどう在りたいか?」

 

「トレーナーとしてどの様な価値を社会に(誰に)提供をしていきたいのか?」

 

によって変わるのではないでしょうか?

 

 

 よく若いトレーナーの方にも上記の様な質問を頂きますが

 

「お金儲けがしたい」 → 「お金を持っている人をターゲットにしよう」

 

みたいな短絡的な思考の場合が多いです

 

 

 「欲」というものはエネルギーになるし

 

「適正な利益を上げる」「お金を稼ぐ」ということは

 

大切なことだと思います

 

 

 ただそれが

 

「あなたにとって最も大切なことですか?」

 

「トレーナーとして活動をしている目的ですか?」

 

ということです

 

 

 もし、最も大切な目的が

 

「お金を稼ぐこと」であるならば

 

そもそも「トレーナーであること」というのは手段です

 

 

---------------------------------------

10人中9人は必要としてないような小さな市場で
生き残るのは困難に思えます

---------------------------------------

 

 その上で上記の様に考えるのであれば

 

わざわざトレーナーという職業に固執をして

 

いわゆるターゲットを「富裕層」としなくても

 

「金融系」であったり、「IT系」など

 

職業自体を変えれば良いのではないでしょうか?

 

 

 そして、後者に関してですが

 

僕は以下の様には全く思いません

 

----------------------------------------

いくら、ビジネス力、専門力、伝え方を身につけても10人中9人は必要としてないような小さな市場で生き残るのは困難に思えます

----------------------------------------

 

 僕らが携わる業界は

 

「美」と「健康」と「パフォーマンスアップ」に関わるものであり

 

クレオパトラや楊貴妃の時代から「美」は求められ

 

錬金術師は「永遠の健康」を求めて「不老不死の妙薬」を創り

 

オリンピアの時代から、「パフォーマンス」を向上させようと

 

牛を担いでトレーニングをしていた訳です

 

 

 その為

 

上記の3つは、いつの時代においても変わらない

 

人の根源的な欲求であると思いますし

 

上記3つを得るプロセスにおいて

 

「承認」や「自己実現」が得られますので

 

これからの時代、益々求められる価値であると考えています

 

 

 たしかに

 

フィットネス産業という小さな括りで見れば

 

4300億円くらいのゲーム会社1社分にしか過ぎない

 

小さな産業です

 

 

 しかし、そもそもこういった定義が

 

自らが自分達の枠を狭めてしまっているのでは?

 

 

 例えば、よくビジネスの世界で例に出されますが

 

アメリカの鉄道会社は、自分達のサービスの定義を

 

「お客様の役に立つ鉄道サービスを提供すること」

 

としたことによって、そのお客様達が

 

「飛行機や長距離移動バス」などを使い始めた時に

 

これは「自分達のサービス」とは関係ないと考えてしまった為に

 

衰退していった訳ですよね

 

 

 「Exercise is Medicine」

 

なんて言葉もある様に、広く「医療」と捉えれば

 

それ自体が40兆円を超える産業ですし

 

 

 そこに

 

スポーツ産業、美容産業、健康食品産業などが加われば

 

数十兆円規模のバカでかい産業です

 

 

 「どれくらいの大きさか?」と言われたら

 

おそらく東京ドーム数万個分くらいではないでしょうか?

 

 

 はい

 

適当ですいません

 

 

 事実、RIZAPさんは

 

健康食品→フィットネス→医療&介護と進み

 

現在は「自己実現への貢献」という広い括りで

 

英語やアパレルなどにも枠を拡げていますよね

 

 

 

 僕は上記の様に考えてしまう問題は

 

この業界でビジネス力、専門力、伝え方を身に付けている人など

 

そもそも0.08%くらいしかいないからであり

 

 

 トレーナーとしての優劣の尺度が

 

「専門知識」や「専門技術」に偏重し

 

一般的なお客様が求めていること

 

社会に求められていることと

 

乖離をしている人が大多数だからだと考えています

 

 

 それによって

 

我々「運動指導者」が提供している素晴らしい価値を

 

世の中に伝えきれていないから

 

社会に拡がらないのではないでしょうか?

 

 

 僕は

 

数年前に一世を風靡した林先生よろしく

 

「変えるなら今でしょ!!」と強く思っております

 

 

 2019年のラグビーワールドカップ

 

2020年の東京オリンピック

 

2021年のワールドマスターズゲームス

 

2025年の健康医療をトピックとした大阪万博(仮)

 

 

 僕が心から尊敬するトレーナーの方も

 

日頃からおっしゃっておりますが

 

ここが最大のチャンスだと思っています

 

 

 ただ、思っているだけ

 

考えているだけでは何も変わりませんので

 

1つずつ1つずつ行動を起こしていきます

 

 

 皆でより高い価値を社会に提供し

 

より良い社会を創っていきましょう♪

 

ということでまとめておきたいと思います

 

 

としお

 

 

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 日時:8月27日(日)10:00~17:00

 会場:鹿児島県住宅供給公社 中会議室 (鹿児島市新屋敷町16番)
   新屋敷停電 徒歩1分

 

 料金:8月6日までのお申込み 12,960円(税込)
    8月7日以降のお申込み 16,200円(税込)

 

 セミナー詳細:https://pro.form-mailer.jp/fms/42226eec125055

 

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 会場:会場:カネジュービル第五会議室
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    8月14日以降のお申込み 18,900円(税込)

 

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