トレーナーの「知識」と「知恵」を繋ぐもの - 各種のヨガ・ピラティスレッスン - 専門家プロファイル

Style Reformer 小林俊夫
Style Reformer 『猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」』代表
東京都
ピラティスインストラクター

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:ヨガ・ピラティス

福島 多香恵
福島 多香恵
(ピラティスインストラクター 社会福祉士)
Style Reformer 小林俊夫
Style Reformer 小林俊夫
(ピラティスインストラクター)
福島 多香恵
(ピラティスインストラクター 社会福祉士)
福島 多香恵
(ピラティスインストラクター 社会福祉士)

閲覧数順 2024年04月24日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

トレーナーの「知識」と「知恵」を繋ぐもの

- good

  1. 運動・スポーツ
  2. ヨガ・ピラティス
  3. 各種のヨガ・ピラティスレッスン

 こんにちわ

 

一昨日はブレット・フィッシャー氏のセミナーに参加をして

 

得られた学びについてシェアをさせて頂きました

 



 

 様々なセミナーに参加をして

 

多くの「情報」や「知識」を身に着けたとしても

 

それらの「知識」や「情報」を活用して

 

目の前のクライアントさんをより良く出来ないのであれば

 

趣味としては良いですが、仕事としては良くないですよね

 

 

 では

 

この「知識」と「知恵」を繋ぐものとは何か?というと

 

個人的には「思考」と「経験」だと考えています

 

 

 メンターシップが始まる時

 

「これから32時間、一緒に徹底的に考えていきましょう!!」と

 

お話をさせて頂きますが、どの様なセミナーにおいても

 

以下の2つが大切になります

 

①自分の頭で知識の深掘りをする

 

②セミナー中に学んだ「知識」や「情報」を活用して、どの様にお客様に貢献をしていくか?を自分の頭で考えていく

 

 

 例えば

 

講師の方の立場からすると

 

セミナー中の限られた時間において

 

全てのなぜ?なんで?をお伝えすることは

 

難しい場合があると思います

 

 

 そうすると

 

講師の方がA→B→C→Dと

 

思考のステップを踏んで学んだことを伝える時に

 

結論のDだけを強調して伝え

 

A→B→Cはサラッとお伝えするということがありますよね

 

 

 たしかに

 

結論のDが分かっていれば

 

その情報をもとにお客様に貢献することは出来るのですが

 

「なぜ?」という理由が分かっていないので

 

お客様から質問を受けた時に説明をすることが出来なかったり

 

人に学びを共有することが難しかったり

 

その知識や理論の前提条件が変わった時に対応することが出来ません

 

 

 具体的な例で考えてみると

 

「多裂筋はコアの安定性に重要である」

 

という情報があったとして

 

たしかにその情報や知識だけでも

 

お客様に貢献をできるかもしれません

 

 

 ただ、そこで分かった気になるのではなく

 

「なんで?多裂筋がコアの安定性に重要なの?」

 

と自分の頭で考えることが大切ですよね

 

 

 そうして知識の深掘りをしていくと

 

多裂筋と固有受容器の関係だったり

 

腹横筋と多裂筋のカップリングだったり

 

腸腰筋と多裂筋のカップリングだったり

 

多裂筋や脊柱起立筋と胸背筋膜の関係性だったり

 

多裂筋と仙結節靭帯との関係性だったり

 

それに伴う仙腸関節のCPPだったり・・・・・・and more

 

 

 色々な要素がその考えの土台にあって

 

「多裂筋はコアの安定性に重要である」

 

という結論に至っていると思います

 

 

 その為

 

セミナーに参加をしたり、書籍を読んでいる時は

 

なんで?なんで?星人になって

 

どんどんと知識の深掘りをすることがオススメです

 

 

 そして

 

色々な知識や情報を深掘りすると同時に

 

その知識や情報を活用して

 

どうやってお客様に貢献しようか?

 

と考えることも大切です

 

 

 例えば

 

ブレッド氏も、岳さんも

 

同じく「料理」に例えていましたが

 

僕も「知識」や「情報」というのは「食材」と同じだと思います

 

 

 いくら「知識」や「情報」という「食材」をたくさん集めたからといって

 

それだけでは「美味しい料理」や

 

「お客様が喜んでくれる料理」にはなりません

 

新たに手に入れた「食材」で

 

あのお客様にどんな料理を創ろうか?と考え

 

「実際に創る」という経験が必要ですよね

 

 

 新たに手に入れたAという食材を何度も使っている内に

 

和食だけじゃなくて、こんな風にイタリアンぽく

 

活用することも出来るんじゃないかなとか

 

ちょっとエスニックな味付けにしてみたら

 

意外に美味しかった♪みたいな感じになったりしますよね

 

 

 食材だけをたくさん集めても

 

その食材を実際に料理してみなければ

 

ただ腐るだけです

 

 

 また100の食材を持っていることで

 

たしかに料理の幅は拡がりますが

 

1つの食材を使い続けることで

 

100の使い方が出来る様に成ることもあります

 

 

 個人的には

 

食材の数 × 使い方の数

 

を最大化させることが大切だと思っていて

 

新たな食材を集めつつ、1つ1つの食材について色々と考え

 

実際に料理をすることで、食材の使い方も増やしていく

 

 

 それを繰り返し続けることで

 

お客様の笑顔に貢献できる料理を

 

長期的に生み出せる様になるのではないでしょうか?

 

 

としお

 

 

 最近は1Dayのセミナー開催が減っておりますが、珍しく土曜日に1Dayセミナーを開催させて頂きます!!

 

 最近は「呼吸」に注目が集まっていますが、今回は「エロンゲーション」や「体幹と四肢の連動」「リーチングと胸郭」などを中心に、触評なども交えながらBodyworkを絡めつつ、体幹について深く掘り下げ、再考をしていきます!!

 

 また、お問い合わせを頂いておりました、imok's Mentorshipの関西第2期も8月、9月に開催が決定致しましたので、ぜひ皆さまのご参加をお待ちしております!!

 

「体幹機能の再考と四肢の運動~Bodyworkを活用した体幹-四肢連動アプローチ~」 日時:7月22日(土)10:00~17:00 ※珍しく土曜日開催です 会場:東京学院ビル(JR水道橋駅 徒歩1分)
    http://www.kaigishitsu.co.jp/company/access.html 料金:18,900円(税込) お申込み:https://pro.form-mailer.jp/fms/40829561124072 内容:体幹は姿勢の保持や内臓の保護、力の中継地点としての役割などだけでなく、腕や脚などの四肢の活動の基盤を提供しています。  今回のセミナーでは、体幹に関わる、骨盤、脊柱、胸郭の機能解剖を深く掘り下げていくと共に、「Lumbo-pelvic-Hip Comprex Stabilizer」を代表とする体幹と股関節の連動。  また、ピラティスの世界でよく耳にする、「エロンゲーション」とは何なのか?いわゆる「伸展」と「抗重力伸長(伸展)」などの違いも掘り下げながら、普段あまり注目をされることが少ない「胸腔」やリーチ動作を活用した胸郭の動きづくりなどをはじめ、「体幹→四肢」、「四肢→体幹」の双方向の観点から体幹と四肢の動きやその連動性について考えていきます。  更に、骨盤、脊柱、胸郭に関して、日頃現場で用いやすい静的な評価や動的な評価法について学び、その評価に基づいた改善方法までを学んでいきます。 【項目】
・体幹とは
・脊柱、骨盤、胸郭の働きと役割
・脊柱、骨盤、胸郭に関わる主な関節及び靱帯、筋肉
・脊柱、骨盤、胸郭の運動学・仙腸関節と姿勢
・仙腸関節とスリングシステム・胸背筋膜と体幹の安定性
・腰椎-骨盤リズム
・体幹と四肢の連動・リーチングを活用した胸郭の動き創り
・Lumbo-pelvic-Hip Comprex Stabilizerとは
・伸展とエロンゲーション(抗重力伸張)
・胸椎-胸郭と自律神経系
・脊柱、骨盤、胸郭の静的評価・脊柱、骨盤、胸郭の動的評価
・体幹と四肢の連動性を活用したBodyWorkなど  imok's Mentorship 関西第2期 開催決定 日時:2017年8月19日(土)、20日(日)、9月9日(土)、10日(日) 各09:00~18:00 計32時間 会場:姿勢改善専門スタジオBe-style 大阪店 詳細はコチラ:https://pro.form-mailer.jp/fms/e08824aa124069

 

 |  コラム一覧 |