講師を始めてから一番緊張するのが、こういったこれからインテリアコーディネーターになろうとする方への講習会です。
先輩としてできる限りの情報やテクニックを伝授したいと思っています。
今回は、来春フリーのインテリアコーディネーターとしてデビューをする予定の全国から集まった方々が生徒さんでした。
1物件を丸ごとプランをしてくるというのが課題で、そのプレゼンに対してこちらがレクチャーするというロールプレイング形式の講習会です。
丸ごとプランというと、
・インテリアコーディネートのコンセプトワーク
・カラースキムプラン
・照明・カーテンプラン
・置き家具プラン
です。
実際の業務ではこのほかにシステムキッチンの提案やその邸名にあった造作家具、たとえばTVボードのデザインなどが入ってきますが、これは別の講習会が予定されています。
インテリアコーディネーターと言われる仕事にはいろいろなタイプがあり、たとえばデパートで家具の接客をしている方とかマンションのインテリアをプランしているとか。
私は戸建て注文住宅のインテリアコーディネーターとして実績を積んできました。
実物件で200棟以上担当し、建築現場にも500回以上は足を運んでいます。
これらの経験を活かして今回の講師の仕事をしているのですが、
果たして、今回の生徒さんの反応はというと、、、
ロールプレイングというのは筆記試験等と違い、講師と生徒さんが一対一で向き合うという”ごまかし”が通用しない講習方法です。
わかっていたつもりがうまく表現できないとか、大事な部分のプランが抜けていたりとか、そんな”すき”をついてその解決方法をレクチャーしていきます。
2日間の講習会が終わるころには私も生徒さんもくたくた、もう全て出し切ったという感じ。
でも、この講習会が実務の中で少しでも活きてくることを願っています。
インテリアに関してはこのようなこれからインテリアコーディネーターを目指す方や、一般のインテリアに関してご興味のある方向けの講習会を実施しています。
インテリア全般の他にキッチン、収納、照明、など切り口は多様です。