- 山内 浩司
- 歯科医師・院長
- 歯科医師
対象:一般歯科・歯の治療
- 赤岩 経大
- (歯科医師)
- 赤岩 経大
- (歯科医師)
こんなこと言って頂くと嬉しいですよね、少し恥ずかしいけど。もちろんお世辞の部分もあるのでしょうけどありがとうございます。
彼女ご自身もご主人様も海外の方で、しかもご夫妻は国際結婚なさっていらっしゃいます。もう干支が一回りの歳月のお付き合いになりました。
H8,3,9(写真1)
全顎的に歯槽骨の吸収像が認められ、咬合のバランスが崩れるとその歯が動揺してしまう状況でした。衛生士との二人三脚が実り、現状維持を目標に、定期的にご来院し続けていただいておりました。
H20,4,30(写真2)
左下のブリッジ支台の小臼歯の歯槽骨が垂直的に吸収してしまいました。今後はつなげてしまうという天然歯に対するリスクと、咬合力の過負担を緩和する為にブリッジを切断し、欠損部にインプラントを施させていただきました。
そして12月、メンテナンスに当たる今月に前述のお言葉をいただきました。今は動揺している歯の感覚はなく、なんでも美味しく召上っていただけているとのことでした。嬉しいですね。
インプラントのカウンセリングやセカンドオピニオンでお越しいただく方々のお話しを伺わせていただく中でよく耳にすることがございます。
「歯周病のあなたにはインプラントは出来ない、無理。」
「歯周病を治してからでないとインプラントは出来ない、無理。」
いったいどなたにインプラントをなさっていらっしゃるのでしょう。虫歯で痛いからという理由で無理やり抜かれちゃった歯にしか出来ないのでしょうか。私は新しいこの素晴らしいツールを積極的にクオリティーオブライフやアンチエイジングに活用していかないといけないと考えています。
歯周病の管理の上でたいへん重要な事はかみ合わせの維持と、唾液の分泌、自浄性の維持です。これにインプラントは大いに貢献してくれます。私は歯周病の方にこそインプラントが光明をもたらしてくれるものと考えています。(いつかに続く・・・)