「忙しい」は便利な言い訳 (何故って時間は自分で作るものだから) - 文化・芸術全般 - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
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「忙しい」は便利な言い訳 (何故って時間は自分で作るものだから)

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巷で良くお見掛けするものに「忙しい」という事を年中強調し、連発する方達というのがいらっしゃいますね~。

でもその方が実際に本当にお忙しい方だとしても、実は私自身はこの様な方達にはあまり人間的魅力を感じた事がありません。

(^^;

 

何故なら、そこには子供じみた自己顕示欲や、隠された劣等感というものが透けて見えてしまうからです。

そして、本当は「自分はやりたくない」というのが真実であるのに、それにお化粧を施して「"忙しい"から自分はできない」と言い訳に利用される事も多いからです。

( ・・) …

 

「自分が忙しい」という事を年中強調される方に共通するのは、内面に子供じみた「私に構って~!こっちを見て~!」という願望が強いが故の自己顕示欲です。

 

こういう方達というのは、実は「自分の事が本当は好きでない」という深層心理を抱えておられるのですが、この様なタイプの人間はその裏返しから、プライド(虚栄心)が異様に高い=エゴが強い方が多いので、ご自分のそうした深層心理に気付かれていない方も多いのです。

 

つまり、その「やりたくない」と感じるその本当の原因は「忙しい事」にあるのではなく、自分の中の自己否定や罪悪感、そして劣等感などから来ているという事がお分かりでない方達なのですね。

(・・;)

 

ちなみに、自分から「今度一緒に〇〇しようね~」と言いながら、実際に誘うと「今、忙しくて」と言い訳して何故か決して行動に移さないという人達が、巷では(特にこの日本では)ゴロゴロいらっしゃるのですが、(私自身はこういうエエかっこしいのポーズだけで終わる、所謂"社交辞令"的なものが大嫌いです。行く気がないならそういう事を言わない方が誠実ですし、人から信用されると私は思います)

 

彼らが年中「自分が忙しい」という事を強調したがる癖が何から来ているのか?というと、実は「忙しい」という事を言い訳にする事で、自分に(人によっては無意識の)お化粧ができるからなのです。

 

先ほども申し上げた様に、その「やりたくない」の本当の原因は「忙しい事」にあるのではなく、自分の中の自己否定や罪悪感、そして劣等感などから来ているのですが、それを自分で理解していないから「忙しい」という、一見他人にカッコ良く見える様な言い訳が必要になるのです。

(-_-;) 

 

本当に仕事のできる方というのは、どんなに忙しくても「時間は自分で作るもの」という事をご存知です。

ですので「できない」という表現は、上質な人間であるほどしないものなのです。

 

ですので彼らは「できない」という言葉は使わず、

正直に真実である「自分はしたくない」という事を潔く表現します。

 

そこには嘘やお化粧や言い訳が無い。

誰かや何かのせいにする事がなく、自己責任から自分主体の表現を選ぶのです。

 

だから清々しく気持ちが良いのです。

( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡

 

人間は自分が本当にしたいと思う時は、何とか時間を上手にやりくりして実現するものなのです♫

(^^✿

 

 

 

 

 

 

僕もこんな風に時々背伸びしちゃう事もあるけど、背伸びは疲れて長くは続かないし、

結局ありのままの自分を受け入れ、言い訳せずに正直に

素直に本当の自分を表にさらけ出せるヤツの方が大きいンだ!

 

…なんて語っているのかも!? (笑)

(^^✿

 

 

 

情けない自分を美化するかの如く、言い訳したり嘘をつくという滑稽な動物は人間だけかなぁ…。

(見える人には筒抜けなのにね~)

(^^;(^^;;(^^;;;

 

人間は感覚で感じてしまうので、結局そういう癖を持つ人達は他者からは「小心者」としてしか扱われないのですが、その原因がそういう自分の姑息で狡い生き方にあるという事が分からないので、それが又彼らのコンプレックスを刺激してしまう事になり

 

「更にイジけて行く → 更に虚勢を張る → 他人には見破られるから馬鹿にされる」という悪循環のループにハマったままとなるケースに繋がっている様に私は感じます。(自分で気付かない限り、そういう負のループからは抜け出せないですからね~)

(・。・;

 

ちなみに、これは「誰かにこう言われたから」「環境が悪いから」「条件が悪いから」「自分をチヤホヤしてくれないから」自分のやる気が出ないなど、自分以外のもののせいにし、自分を被害者にする事で「やらない理由」にお化粧する事と根本は同じですね~。

 

私から言わせて頂くと、その程度でやる気を無くすという事は「自分は最初からその程度の志であった」という事に過ぎないのですが、彼らは謙虚にそうは考えない様です。(他者を加害者にして、自分は被害者というお化粧をする稚拙な思考癖には困ったものです)

 

どちらにしても「精神的自立」がされておられない方達の思考癖には、こうした共通点がある様です。

(^^ゞ

 

 

 

 

 

 

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(東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

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長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年